名探偵コナン
#1188「追跡!探偵タクシー3」
1月10日(土)放送分
人気アニメ「プリキュア」シリーズの第19弾「デリシャスパーティ プリキュア(デパプリ)」(ABCテレビ・テレビ朝日系、毎週日曜午前8時半)の劇場版アニメ「映画デリシャスパーティ プリキュア 夢みる お子さまランチ!」(座古明史監督)。劇場版の舞台は、ある日突然おいしーなタウンに現れた“お子さまランチ”のテーマパーク・ドリーミアで、アニメを見た人が実際にテーマパークを訪れたような感覚になる。「プリキュア」シリーズの劇場版は、大人も楽しめる良作が数多く生まれてきたが、最新作もまた大人がハッとさせられるような感動的なストーリーとなっている。劇場版を手がける東映アニメーションの村瀬亜季プロデューサーに制作の裏側を聞いた。
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劇場版の舞台のドリーミアには、おむすびのタワーや、パンの観覧車、ラーメンのコースターなど料理をモチーフにしたアトラクションがあり、食べ放題、遊び放題だが、異変が起きる。「HUGっと!プリキュア」「フレッシュプリキュア!」などの座古さんが監督を務め、田中仁さんが脚本を担当する。同時上映の「わたしだけのお子さまランチ」(監督、脚本:山元隼一さん)で「デパプリ」とシリーズ第18弾「トロピカル~ジュ!プリキュア」、第17弾「ヒーリングっど プリキュア」、第16弾「スター☆トゥインクルプリキュア」の4世代プリキュアが共演したことも話題になっている。
村瀬プロデューサーは劇場版を制作するにあたり「映画を見た子供たちが笑顔になること」を一番大切にしたという。
「デパプリのキャッチコピーでもある『ごはんは笑顔』そのものの映画にしたかったんです。お子さまランチをモチーフにしたのは、デパプリの4人を集めたら、お子さまランチだ!と思ったからです。おいしいお料理が盛り合わさり、映画ならではの特別感も出せると思いました。同時上映の『わたしだけのお子さまランチ』もお子さまランチというモチーフからほかの世代のプリキュアを登場させようと考えました。バトンをつないでいくプリキュアシリーズと想(おも)いを盛り合わせたお子さまランチのイメージがリンクしました」
実際にテーマパークを訪れたような感覚にもなる。「映画館をテーマパークにするのが目標でした」といい、本編だけでなく、さまざまな施策によってテーマパーク化を目指した。
「作品の内容や雰囲気はもちろんですが、冒頭の主観映像からのごあいさつや、同時上映のCG映像で映画本編をサンドイッチする構造。そして、入場者プレゼントのドリーミアリングの立ち位置、劇場フードとの連動、など映画を取り巻くあらゆるものをトータルで考え結びつけることで、テーマパーク化計画を実行しました。映画がただ見に行くだけのものではなく、おでかけの一つとしてお子さまたちの最高の思い出になっていたらうれしいです」
「大人になるとはどういうことなのか?」と大人がハッとさせられるストーリーで、子供と大人が一緒に楽しめるのも魅力だ。子供も理解できる内容ではあるが、大人になってから本作のことを思い出して、ハッとさせられることもあるかもしれない。
「お子さまランチというモチーフがそうさせたところはあると思います。大きくなりたいコメコメをメインにお子さまランチを絡めていく中で、対比として大人を置いていました。そして、映画のゲストキャラクターであるケットシーは子供と大人の間で揺れ動くキャラクター。お子さまランチって『大人になってから気付いて、ハッとなる』ことはありませんか? 深い部分でそういう視点を描いている映画になっていると思います。お子さまランチは、それだけ子供にとっても、大人にとっても魅力的なお料理、ということですね!」
「デパプリ」のモチーフは「ごはん」で、テーマは「ありがとうの気持ち」「シェアする喜び」、キーワードは「ごはんは笑顔」だ。劇場版は、このテーマやキーワードを丁寧に描いているようにも見える。村瀬プロデューサーは「デパプリ」の魅力をどのように感じているのだろうか?
「ごはんというモチーフは子供たちにとって身近なものですてきだな~と思っていたのですが、この映画を通してデパプリに向き合い、もしかしたら『ごはんを身近に感じること』は、みんながみんな当たり前ではないのかもしれないと思いました。『ごはんは笑顔』だと当たり前に思えることに、感謝の気持ちがあふれてきました……。『ごはんは笑顔』『ありがとうの気持ち』、身近すぎて見落としてしまいそうなかけがえのない大切なものを輝かせ、たくさんの愛に気づかせてくれる温かい作品だと感じています」
同作は、9月23日に270スクリーンで公開され、3日間で興行収入が3億6000万円を突破。2021年に公開され、最終興行収入が約5億9000万円を記録した前作「映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」と対比して、動員数が200%超えの好スタートを切った。
村瀬プロデューサーは「たくさんのご来場ありがとうございます! 映画を見た日が、ドリーミアへお出かけした日として、お子さまランチを食べた時と同じくらい笑顔になれる特別な一日になっていたら、とてもうれしいです」と話し「いろいろなお料理を盛り合わせた“お子さまランチのような映画”です。だからこそ、楽しみ方は無限大です……! コメコメを応援するもよし、プリキュアのアクションにドキドキするもよし、ケットシーに寄りそうもよし、空腹で見るも満腹で見るもよし、一緒に笑うも涙するもよし! ぜひ何度でもドリーミアへ、ようこそ!」と呼びかけている。
「映画デパプリ」は、お子さまランチのように盛りだくさんの内容で、テーマパークのように楽しめるだけでなく、笑い、涙もある。ぜひ、じっくり味わってほしい。
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