福祉施設の建築を次世代へといざなう。国産木材CLTを使ったパターンモデル「木のIZANAI工法」が誕生

木のIZANAI工法 外観イメージ
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木のIZANAI工法 外観イメージ

プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202210077840

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京都市伏見区に予約制ショールーム【SUMIZOME DE MARU】開設

株式会社コスト(本社:京都市、代表:中嶋一浩)は、国産材を用いたCLTパネルを福祉施設専用にパターンモデル化した新商品「木のIZANAI工法」をリリースしました。

CLT(Cross Laminated Timber)は欧米を中心にマンションや商業施設などの建築で普及している大判パネルのことで、今回はこのCLTを障がい者・高齢者福祉施設のユニット設計に準拠し、国内で初めてパターンモデル化することに成功しました。遮熱・遮音・耐火・耐震に優れているうえ、工期・費用面でも合理的な木造建築工法となります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210077840-O4-sjDJ70k8

地域の障がい者・高齢者の住まいのあり方を新たに提案

木のIZANAI工法のパターンモデルは、TYPE1とTYPE2の2種類。TYPE1が障がい者向けのグループホーム(1ユニット6人計12人)で、木造CLT工法地上2階建、延べ床面積341平米。TYPE2が高齢者向けグループホーム(1ユニット9人計18人)で、木造CLT工法地上2階建、延べ床面積476平米。すでに二つの社会福祉法人によりそれぞれのタイプでグループホームを建築しました。住宅地に溶け込むシックな外観で、共同生活室(食堂)や各居室も木の香りが漂うぬくもりのある建物は、利用者にとって「単なる施設空間」ではなく「心安らぎくつろげる住まい」を実現します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210077840-O3-8fQ64rb8

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210077840-O2-sY4292eC

「建てる前」も「建てた後」も安心のサポートケア

株式会社コストは、福祉施設の建物管理維持から運営まで、管理者視点のきめ細やかなコンサルティングを行う会社です。木のIZANAI工法においてもこれまでに培ったノウハウを活かし、事業計画から建物施工、施設運営、事業継続に至るまでワンストップでサポートする体制が整っています。

国内でも注目のCLT工法は公的補助金・助成金対象となる場合も

国産材の需要創出や省CO2によるサステナブル建築への取り組みを推進するため、近年は国内でもCLTの活用・普及促進に向けた働きが活発化しています。CLTを活用した建築物への支援制度として、木のIZANAI工法も国や自治体が行う公的な補助金・助成金制度などに応募できる場合があります。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202210077840-O1-24w1sW2U

来て・見て・分かる!体験型ショールームがオープン

木のIZANAI工法の魅力を発信する完全予約制のショールーム【SUMIZOME DE MARU】が京都市伏見区にオープンしました。実際のCLT材に触れたり立体模型や動画による説明を通して、その性能や在来工法との違い、構造・設計・デザインへのこだわりをリアルに感じ取っていただけるスペースです。工期や予算についても気軽にご相談いただけます。

https://costizanai.com

【代表コメント】

木のIZANAI工法は、木造建築による福祉施設の可能性を求めてきた弊社にとって集大成となる取り組みです。これまでは、従来型の軸組み工法による木造建築での福祉施設の可能性を求めて来ました。また多くの木の良さを表現し、お客様にコスト面や安全性等を含めたメリットを還元して参りました。しかし時代の変化の中で、建設業界における担い手不足、熟練工不足は顕著であり、これから5年、10年後の姿を捉えた時に、福祉施設を経営される多くのお客様に弊社が設計事務所として、コンサルタントとして、安定したサービスを提供できないかと考えました。

そして、私共は立ち止まるのではなく、挑戦する道を選択致しました。

それが『持続可能』な福祉施設建設での設計手法の構築でありました。

多くの前を向いて挑戦しようとする方々との出逢いと交流の中で、新たにCLTパネル工法を知り、その機能性、合理性と共に海外での事例などに触れ、現在日本国内で主流であった部分的なCLT活用ではなく、もっと本格的に導入できないかをメーカである銘建工業様と協議打ち合わせを重ねてきました。

更に今後の地域共生社会、地域包括ケアシステム構築の中で、多くの社会福祉法人が、行政機関が、そしてそれを取り巻く地域のニーズが求める福祉施設の在り方を検証し、CLTの特性と、求められる福祉ニーズを融合させたパターンモデルが、木のIZANAI工法の一つのベースとなっています。

今後はこのたび発表致しましたTYPE1、TYPE2をスタートに、更に深化させ多くの福祉施設経営者様の新規事業計画をサポートできるタイプを継続して構築し発信していく予定です。

私共は、時代の変化による立ちはだかり多くの壁に怯むことなく、果敢に挑戦して行きます。

そして多くのお客様をサポートして参りたいと考えております。

株式会社コスト

代表取締役 中嶋 一浩

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