ドラマ1週間:神木隆之介が2023年前期朝ドラ「らんまん」撮入 宮崎あおいが語りを担当

2023年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」に出演する神木隆之介さん(左)と浜辺美波さん(C)NHK
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2023年度前期のNHK連続テレビ小説「らんまん」に出演する神木隆之介さん(左)と浜辺美波さん(C)NHK

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(10月15~21日)は、2023年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合)で主演を務める神木隆之介さんのクランクイン、同作の語りを女優の宮崎あおいさんが担当することなどが話題を呼んだ。前後編で取り上げる。

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 18日、女優の比嘉愛未さんが、11月29日から放送されるNHKの“夜ドラ”「作りたい女と食べたい女」(総合、月~木曜午後10時45分)で主演を務めることが、分かった。比嘉さんが“作りたい女”野本ユキ、“食べたい女”春日十々子役は、オーディションで選ばれた西野恵未さんが演じる。

 19日、沢口靖子さん主演で18日にスタートした連続ドラマ「科捜研の女 2022」(テレビ朝日系)の初回放送の平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)が、世帯11.9%の2桁発進だったことが分かった。個人視聴率は6.6%だった。

 19日、人気刑事ドラマ「相棒」の新シーズン「相棒season21」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の第2話「ペルソナ・ノン・グラータ(後編)」が放送された。同話では、警察を退職していた亀山薫(寺脇康文さん)が思わぬ形で特命係に復帰。右京(水谷豊さん)とも固い握手を交わすシーンが描かれ「胸熱」「亀山薫、14年振りに特命係へ帰還。あの日以来の握手にジーンときた……」といった声が次々に上がった。

 20日、女優の有村架純さんと俳優の中村倫也さんダブル主演で、7月期に放送された連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS系、金曜午後10時)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」の2022年9月度月間賞を受賞したことが明らかになった。放送批評懇談会は、「ファスト映画」「トー横キッズ」など「現代の事象をいち早く取り込んだ」と評した。

 20日、人気グループ「King & Prince」の岸優太さんが、2023年1月期に日本テレビのシンドラ枠(月曜深夜0時59分)で放送される連続ドラマ「すきすきワンワン!」に主演することが、明らかになった。岸さんが連続ドラマで単独主演するのは初めて。岸さんは、職なし、友なし、やる気なしの“クズ男”の雪井炬太郎を演じる。突然現れた“元飼い犬”を名乗る謎の男との同居生活を通して、愛し愛され、成長していく姿を描く。

 21日、神木さんが10月19日に高知県安芸市の伊尾木洞で「らんまん」のクランクインしたことが明らかになった。「らんまん」は、明治から昭和にかけての激動の時代の中で、ひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波瀾(はらん)万丈の物語を描く。神木さんは、ヒロインを務める浜辺美波さんと共に、主人公のモデル・牧野富太郎ゆかりの地である高知県越知町の横倉山や、佐川町の名教館・牧野公園を訪問。高知県庁も訪れた。

 21日、宮崎さんが「らんまん」の語りを担当することが、明らかになった。宮崎さんは「私にとって、朝ドラでの出会いや経験は今でも何年たってもずっと特別なものです。このような形でまた朝ドラに関わることができて、とてもうれしいです」とコメントした。

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