アニメ1週間：「ガンダム」「プリキュア」が“150年後の国宝”に　劇場版「アイカツ！」が2023年1月20日公開

2022年11月06日 19:01

MANTANWEB編集部

「150年後の国宝展-ワタシの宝物、ミライの宝物」に展示された動く実物大ガンダム「RX-78F00」の10分の1スケールの試作モデル

　1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回（10月30日～11月5日）は、劇場版アニメ「アイカツ！ 10th STORY ～未来へのSTARWAY～」が2023年1月20日に公開されるニュースや「150年後の国宝展-ワタシの宝物、ミライの宝物」がスタートした話題などが注目された。

ウナギノボリ

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　10月30日、「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で連載中の赤坂アカさんの人気ラブコメディーマンガが原作のアニメ「かぐや様は告らせたい」の新作アニメ「かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-」が、12月17日から劇場上映されることが分かった。

　同31日、「週刊少年マガジン」（講談社）で連載中の和久井健さんのマンガ「東京卍リベンジャーズ」が原作のテレビアニメ「東京リベンジャーズ」の新章「聖夜決戦編」に声優として杉田智和さん、小松未可子さんが出演することが分かった。杉田さんは「聖夜決戦編」で初登場する柴大寿、小松さんは柴柚葉をそれぞれ演じる。

　同31日、小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれたライトノベルが原作のテレビアニメ「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」の第2期が制作されることが分かった。詳細は今後、発表される。

　11月1日、劇場版アニメ「王立宇宙軍オネアミスの翼」の4Kリマスター版が10月29、30日のミニシアターの週末観客動員数ランキング（興行通信社調べ）で1位に輝いたことが分かった。山賀博之さんが監督を務め、貞本義行さんがキャラクターデザインを担当したほか、庵野秀明さん、樋口真嗣さんらが参加した名作で、公開35周年を記念して、4Kリマスター化された。

　同2日、東京国立博物館（東京都台東区）の表慶館で「150年後の国宝展-ワタシの宝物、ミライの宝物」がスタートした。同展は、現在は文化財ではないものの中から、個人や企業から集めた150年後の未来に残したい国宝候補を展示する。企業部門でバンダイナムコグループが、人気アニメ「ガンダム」シリーズの動く実物大ガンダム「RX-78F00」の10分の1スケール、全高約1.8メートルの試作モデルなどを出展した。東映アニメーションは、人気アニメ「プリキュア」シリーズを出展し、同シリーズの第1作「ふたりはプリキュア」に登場するキュアブラックとキュアホワイトの立像などが展示された。2023年1月29日まで。

　同2日、「甘々と稲妻」で知られる雨隠ギドさんのマンガが原作のテレビアニメ「おとなりに銀河」が、2023年4月から放送されることが分かった。声優として遠藤璃菜さん、長縄まりあさんが出演することも発表された。遠藤さんは主人公でマンガ家の久我一郎の妹・久我まち役、長縄さんは弟・久我ふみお役として出演する。

　同2日、アニメやゲームが人気の「アイカツ！」シリーズの10周年を記念した劇場版アニメ「アイカツ！ 10th STORY ～未来へのSTARWAY～」（木村隆一監督）が2023年1月20日に公開されることが分かった。主題歌「MY STARWAY」が流れる中、星宮いちご、霧矢あおい、紫吹蘭らアイドルたちが、半年後に迫るスターライト学園の卒業を機にそれぞれがこれからどんな道を歩んでいきたいかを考える姿が描かれた特報も公開された。いちご、あおい、蘭のユニット「ソレイユ」のライブシーン、卒業を迎えるいちごたちを描いたカットも公開された。

　同4日、井上雄彦さんの名作バスケットボールマンガ「SLAM DUNK（スラムダンク）」の新作劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」（12月3日公開）の湘北高校バスケットボール部の5人のキャストが発表された。「スラムダンク」は、1993～96年にテレビアニメが放送されており、新作アニメでは湘北5人のキャストが一新されることになった。木村昴さんが桜木花道を演じ、神尾晋一郎さんが流川楓役、仲村宗悟さんが宮城リョータ役、笠間淳さんが三井寿役、三宅健太さんが赤木剛憲役として出演する。

　同4日、女性アニメファンの“聖地”とも呼ばれる東京・池袋のアニメグッズ専門店アニメイト池袋本店が2023年3月16日にリニューアルオープンすることが分かった。池袋保健所跡地に新店舗が誕生し、現在の店舗と一体となった新たな建物がオープンし、売り場面積を大幅に拡大する。買い物だけでなく「見る」「聞く」「味わう」など五感で楽しめる新施設を目指し、世界最大規模のアニメショップになるという。

　同5日、小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた人気作「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」がテレビアニメ化されることが分かった。講談社ラノベ文庫（講談社）でライトノベルが刊行され、コミカライズが「マガジンポケット」（同）で連載中の人気作で、アニメは玉村仁さんが監督を務め、つむぎ秋田アニメLabが制作する。小市眞琴さんが主人公のロイド、ファイルーズあいさんが使い魔のグリモをそれぞれ演じることも発表された。