転スラ:劇場版アニメ「紅蓮の絆編」 ヒイロが仲間への思い語る 新カット公開

「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」の一場面(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
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「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」の一場面(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベルから生まれたアニメ「転生したらスライムだった件(転スラ)」の劇場版「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮(ぐれん)の絆編」(菊地康仁監督、11月25日公開)の新たなカットが11月14日、公開された。劇場版で初登場するベニマルの兄貴分・ヒイロが仲間への思いを語る様子が描かれている。

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 ヒイロは、大鬼族(オーガ)の生き残りで、幼少期を共に過ごしたベニマルと運命の再会を果たすことになる。公開されたカットには、滅ぼされてしまった故郷にようやく帰ってくることができたヒイロが「この身が滅びようとも、今度こそ俺が仲間を守り抜いてみせる」と誓う場面が描かれている。そんなヒイロに、ベニマルは「自分やリムルもついている」と伝え、長い間、離ればなれだった2人が固い絆を改めて確認することになる。

 ヒイロ役の内田雄馬さんは、ヒイロについて「大鬼族の一族としての誇りや、自分たちの大切にするものを守るために動く、頼りがいのある人」と魅力を語っている。ベニマル役の古川慎さんとの共演については、「安心感、信頼感がすごくある。一緒に仕事をしていて楽しい」と振り返った。古川さんは、ヒイロとの会話シーンでは「“絆”と言われているだけあって、しっかりと(言葉)のキャッチボールをしなくては」とこだわったという。

 「転スラ」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気の伏瀬さんのライトノベル。現代社会のサラリーマンが異世界に転生して活躍する姿を描いている。川上泰樹さんが手がけるコミカライズが「月刊少年シリウス」(講談社)で連載されている。シリーズ累計発行部数は3000万部以上。テレビアニメ第1期が2018年10月~2019年3月、第2期の第1部が2021年1~3月、第2部が同7~9月に放送された。テレビアニメ第3期の制作が発表されたことも話題になっている。

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