ライアー・ライアー:MF文庫Jのラノベが2023年テレビアニメ化 主人公声優に中村源太 首藤志奈、倉持若菜も

「ライアー・ライアー」のビジュアル(C)2023 久追遥希/KADOKAWA/ライアー・ライアー製作委員会
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「ライアー・ライアー」のビジュアル(C)2023 久追遥希/KADOKAWA/ライアー・ライアー製作委員会

 MF文庫J(KADOKAWA)のライトノベル「ライアー・ライアー」が、2023年にテレビアニメ化されることが分かった。メインキャストも発表され、中村源太さんが主人公の篠原緋呂斗を演じるほか、首藤志奈さんが姫路白雪役、倉持若菜さんが彩園寺更紗役として出演する。

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 「ライアー・ライアー」は、久追遥希さん原作、konomi(きのこのみ)さんイラストのライトノベル。学生同士が決闘(ゲーム)でランクを決める学園島(アカデミー)を舞台に、うそとはったりを武器に頭脳ゲームに勝利し続ける主人公・篠原緋呂斗の活躍が描かれる。ライトノベルが11巻まで発売されており、最新12巻が11月25日に発売される。コミカライズもされている。

 アニメは、大野悟さん、松浦直紀さんが監督を務め、豊田百香さんがシリーズ構成、中村ユミさんがキャラクターデザイン、音楽クリエーター集団「MONACA」の高橋邦幸さん、広川恵一さんが音楽を担当する。「プランダラ」などのGEEKTOYSが制作する。

 主人公・篠原緋呂斗を演じる中村さんは「緋呂斗はクールでカッコよく、でも本当はちょっぴり抜けたとこもあったりと、そんなギャップが面白くて、絶対に演じたいと思ったキャラなので、オーディション合格を聞いた時はとてもうれしかったです! 最強で最弱。そんな緋呂斗の魅力を皆さんにお届けできるよう、楽しみながらお芝居をしていこうと思っています! よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。

 緋呂斗を補佐するメイドの姫路白雪役の首藤さんは「イカサマで勝利を目指すというところが新鮮で、常にドキドキハラハラしながら原作を読ませていただきました。白雪はイカサマの補佐をする、いつも冷静沈着なハイスペックメイドさんです。かっこよくてかわいい白雪になるように頑張ります!」と話している。

 緋呂斗に敗れるまでは絶対王者だった彩園寺更紗を演じる倉持さんは「更紗を見た瞬間、もう一目ぼれでした。お話を読むと、女帝モードのときと緋呂斗に見せる表情のギャップでさらに彼女の魅力に引き込まれるばかりです。更紗に出会い、改めてお芝居の面白さと難しさを実感しております。多くのことを学び吸収し、彼女と共に歩んでいけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!」とコメントを寄せている。

 原作の久追さんは「『ライアー・ライアー』アニメ化、本当にありがとうございます! 文章しか書けない自分にとって“メディアミックス”は作品の世界が広がる魔法みたいな出来事なのですが、その中でもアニメ化は一つの目標というか、到達点だと思っていました。それがこんなにも早くかなったのはkonomi先生や編集部の皆様、そして何より読者の皆様のおかげです。こればっかりはうそじゃありません。めちゃくちゃ気合が入っていますので、どうかお楽しみに……!!」と話している。

 原作イラストのkonomiさんは「作品や活動を応援してくださる皆様や関係者の皆様のおかげで、『ライアー・ライアー』がいよいよ2023年アニメ化決定です! 心から感謝申し上げます。緋呂斗や姫路ちゃんたちが動く姿が見られるだなんて……! とても感慨深いですね。多くのスタッフさんに支えられて、生み出されるアニメ『ライアー・ライアー』の世界が本当に楽しみです。原作イラストレーターとして特にこだわりたかったキャラデザや色彩設計も、可愛くかっこよくとてもすてきな仕上がりにしていただきました。声優さんたちの役柄とぴったりの熱演にも注目です! 一緒に楽しんでいただけましたら幸いです」とメッセージを送った。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:大野悟、松浦直紀▽シリーズ構成:豊田百香▽キャラクターデザイン:中村ユミ▽色彩設計:油木安弥▽美術監督:朴智宇▽テクニカルディレクター:蔡伯崙▽編集:柳圭介▽音響監督:納谷僚介▽音楽:高橋邦幸(MONACA)、広川恵一(MONACA)▽音楽制作:MONACA CyberAgent▽アニメーション制作:GEEKTOYS

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