うる星やつら:第10話「戦慄の参観日/君去りし後」 平野文がラムの母に 鬼族語披露 地球人のための副音声も

「うる星やつら」の第10話「戦慄の参観日/君去りし後」の一場面(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
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「うる星やつら」の第10話「戦慄の参観日/君去りし後」の一場面(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作となるテレビアニメの第10話「戦慄の参観日/君去りし後」が、12月15日深夜からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送される。ラムの母が登場し、1980年代に放送されたテレビアニメでラムを演じた平野文さんがラムの母を演じる。ラムの母が話す言語(鬼族語)が分からない地球人用に副音声も放送される。

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 「戦慄の参観日」に、面堂の母が牛車で授業参観に訪れ、ラムの母の宇宙船が牛車の上に着陸する。面堂母は、地球語が分からないラム母に決闘を申し込む。「君去りし後」は、ラムがあたるのだらしなさを心配しつつ、手作りの人形を置き去ることになる。

 「うる星やつら」は、「めぞん一刻」や「らんま1/2」「犬夜叉」などでも知られる高橋さんの代表作の一つ。高橋さんは、1978年に「勝手なやつら」でデビューし、「うる星やつら」は1978~87年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された。趣味はガールハントの高校生・諸星あたると、地球に来た鬼族の娘・ラムの日常が描かれた。テレビアニメがフジテレビ系で1981年10月~1986年3月に放送された。

 新作は、同作を刊行する小学館の創業100周年を記念して、原作のエピソードを選び抜き、全4クールでテレビアニメ化されることになった。神谷浩史さんが諸星あたる、上坂すみれさんがヒロイン・ラムを演じるほか、内田真礼さんや宮野真守さん、高木渉さん、沢城みゆきさん、花澤香菜さんら豪華声優が出演。「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの高橋秀弥さん、木村泰大さんが監督を務め、david productionが制作する。

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