リコリス・リコイル:「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に 富野由悠季監督も見た?

「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2023年版)」の発表会の様子
1 / 6
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2023年版)」の発表会の様子

 アニメファンが選ぶ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2023年版)」に、「リコリス・リコイル」の東京都墨田区が選ばれたことが12月16日、明らかになった。同日、東京都内で開催された発表会で発表された。

ウナギノボリ

 発表会で、墨田区観光協会の森山育子理事長は「関係各社にさまざまな仕掛けを作っていただき、多くの方にお越しいただきました。これからもたくさんアニメに描いていただけるように魅力のある街として発信していきたい」と話した。山本亨区長のビデオメッセージも紹介され、「ぜひ町歩きを楽しんでいただきたい」と呼びかけた。

 主催のアニメツーリズム協会の会長を務める富野由悠季監督は「『リコリス・リコイル』を見たか?」と聞かれると「本当のことは言いません!」と語った。

 「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」は、KADOKAWAやJTBを中心に設立されたアニメツーリズム協会が主催。ファンによる投票や同協会の調査によって、アニメの舞台となった“聖地”を選定することで、観光客誘致や地域活性化を図ることが目的。2017年8月に第1回が発表された。

 2023年版は、6月1日~9月30日にウェブ投票を実施したほか、全国160カ所に投票箱を設置し、11万票以上が集まった。「女子高生の無駄づかい」の埼玉県所沢市、東京都東村山市、「スローループ」の神奈川県横須賀市、「バクテン!!」の宮城県岩沼市、「サマータイムレンダ」の和歌山市、「であいもん」の京都市、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の岡山市など全88作品、26施設、2イベントと117自治体が認定された。

 「リコリス・リコイル」は、「ソードアート・オンライン」「WORKING!!」シリーズなどでキャラクターデザイン、総作画監督を担当した足立慎吾さんが監督を務めたオリジナルテレビアニメ。犯罪を未然に防ぐ秘密組織DA(Direct Attack)のエージェントの少女(リコリス)の活躍が描かれた。テレビアニメが7~9月に放送された。

写真を見る全 6 枚

アニメ 最新記事