仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル:簡秀吉×佐藤瑠雅×杢代和人 “進化”した役への向き合い方とチーム力

「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」に出演する(左から)佐藤瑠雅さん、簡秀吉さん、杢代和人さん
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「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」に出演する(左から)佐藤瑠雅さん、簡秀吉さん、杢代和人さん

 特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)と、2021~22年放送の「仮面ライダーリバイス」(同)の映画「仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル」(柴崎貴行監督)が、12月23日に公開された。仮面ライダーギーツ/浮世英寿(うきよ・えーす)役で主演を務める簡秀吉さんのほか、仮面ライダータイクーン/桜井景和(さくらい・けいわ)役の佐藤瑠雅(りゅうが)さん、仮面ライダーバッファ/吾妻道長(あづま・みちなが)役の杢代和人(もくだい・かずと)さんに、撮影が進行する中での互いの関係性などについて聞いた。

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 ◇

 --放送開始から約3カ月、反響はいかがでしょうか。

 杢代さん 毎週たくさんの反響をいただき、ツイッターでトレンド入りしているのを見るとうれしいし、毎日頑張ろうと思います。

 簡さん SNSなどで反響メッセージを読ませていただくと、そう見てくれているのだとか、めちゃくちゃ応援してくれているなとかがとても伝わってきて、頑張ろうと思いますね。

 佐藤さん 自分の役名がトレンド入りしているとうれしい。熱狂的なファンの方がたくさんいるのだなというのは常々感じています。

 --3人が演じているキャラクターは、それぞれ異なる思いや理由でデザイアグランプリに参加していますが、ストーリーが進む中で向き合い方に変化はありますか。

 佐藤さん 世界平和という願い事から退場した人を復活させたいという具体性を帯びた願いに変わるなど、また一段と成長した景和を演じるにあたり、少し気持ちの切り替えをしました。

 杢代さん 道長は過去に親友をデザイアグランプリによって失っているという、悲しい過去が原動力になって突き進んでいる男。何事もその軸を忘れずに芝居をしているので、突っかかる描写も含めていろいろつじつまが合ってくるのかなと思います。ギーツとはしっかりバチバチな感じで見せたいけど、景和はトランプジャマト(5・6話)の時のことを踏まえるとただ敵対視しているわけではなく、ちょっとした情はあると思います。

 簡さん 英寿はまだまだ謎めいていますが、デザイアグランプリに参加している理由が母を探すためなど、ちょっとずつ人間味も出てきている。8話でタイクーンが脱落した時も、「あとは任せろ。この世界は俺が終わらせる」というせりふがあり、回を重ねていくうちに景和に対して情というか、優しさとかはちょっとずつ出てきたのかなとは思います。

 ◇ギーツ×リバイス×龍騎の化学反応を

 --今回の劇場版では、「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダーも参戦しますが、そのことも含めて映画の見どころを教えてください。

 佐藤さん 龍騎を少し前に見たので、いざ目の前で龍騎を見たとき「おお!」ってなりましたし、変身ベルトもカッコいい。バトルロワイヤルという題名なので、リバイスとギーツが戦うのかとかいろいろ予想できるだろうし、龍騎がどう絡んでくるのかなど、楽しみに待っていただけたらうれしいです。

 杢代さん 龍騎は大先輩だし、レジェンドライダーなのでびっくりしました。重みや緊張感はありましたね。映画は脚本を読んだとき楽しかったですし、読んでいてワクワクしました。仮面ライダー好きの皆さんに見てもらいたいのはもちろん、仮面ライダーを初めて知ってくれた方にもぜひ見ていただきたい作品です。

 簡さん ギーツとリバイス、龍騎でどんな化学反応が起きるかを楽しみにしていてほしいし、浮世英寿と五十嵐一輝の掛け合いも楽しみしていただけたら。仮面ライダー同士がぶつかり合うのは、いつもと違った感じで新鮮だと思うので、そこも楽しんでいただけたらうれしいです。

 映画は「リバイス」「ギーツ」のクロスオーバー作品となり、リバイスの“最後の物語”となる第1部、ギーツとリバイスが共演する第2部の“シームレス2部構成”で製作。ヒーローたちが繰り広げるバトルロワイヤルゲームを描く。(取材・文・撮影:遠藤政樹)

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