機動警察パトレイバー:実物大イングラム 3年ぶりデッキアップ 幕張に立つ

「ワンダーフェスティバル2023[冬]」に登場した「機動警察パトレイバー」シリーズの実物大98式AVイングラム
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「ワンダーフェスティバル2023[冬]」に登場した「機動警察パトレイバー」シリーズの実物大98式AVイングラム

 アニメやマンガなどが人気の「機動警察パトレイバー」シリーズの全高約8メートルの実物大98式AVイングラムが2月12日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のフィギュアの展示会「ワンダーフェスティバル2023[冬]」に登場。実物大イングラムの寝ている状態から立ち上げるデッキアップが約3年ぶりに披露された。

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 実物大イングラムは、実写化プロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の撮影用などとして制作された。手脚などは可動しないが、頭部が上下に動く。デッキアップイベントは、2014年の東京・吉祥寺でのイベント以降、北海道や鹿児島などで開催されてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で約3年間、開催されていなかった。

 デッキアップのためのクラウドファンディングを実施し、イングラムとトレーラーを修復して、約3年ぶりに稼働することになった。デッキアップは、同日の午前11時半、午後0時55分、2時20分、3時45分に披露される。

 「機動警察パトレイバー」は、レイバーが実用化された近未来を舞台に、レイバー犯罪に立ち向かう警視庁の特科車両二課中隊(特車二課)第2小隊の活躍や泉野明ら隊員の日常を描いた作品。1988~94年にマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)でゆうきまさみさんのマンガが連載されたほか、1989~90年にはテレビアニメも放送された。劇場版アニメも公開された。新作アニメ「PATLABOR EZY」が制作されることも発表されている。

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