鬼頭明里:「鬼滅の刃」ワールドツアーで初韓国を満喫 「遊郭編」禰豆子“暴走”の裏側語る

「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」のソウルの舞台あいさつに登場した鬼頭明里さん(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」のソウルの舞台あいさつに登場した鬼頭明里さん(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場上映企画「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」の舞台あいさつが3月11日、韓国・ソウルで開催され、竈門禰豆子(かまど・ねずこ)役の鬼頭明里さん、アニメを手掛けるアニプレックスの高橋祐馬プロデューサーらが登場した。鬼頭さんは「血鬼術 爆血!!」と禰豆子の名ぜりふを披露し、「アンニョンハセヨ、チョヌン鬼頭明里イムニダ~!」と韓国語であいさつ。「ヨロブン オトショッナヨ?(皆さんいかがでしたか?)」と呼びかけると、ファンから大きな拍手が起きた。

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 鬼頭さんは「昨日からソウルに来ていて、昨日は夜の街をカメラを持っていろいろな“映え”写真を撮ったり、コスメとかパックをたくさん買わせていただきました(笑い)」とソウルを満喫したといい「初めての韓国だったんですけど、本当に楽しくて韓国の皆さんもすごく盛り上がってくださっているのがうれしくて、またぜひプライベートでも遊びにきたいですし、仕事でもこうして遊びにこれたらうれしいなと思っております。韓国、大好きです! サランヘヨ~!」と喜んだ。

 ワールドツアー上映では、「遊郭編」の第10、11話、「刀鍛冶の里編」の第1話が上映される。鬼頭さんは「遊郭編では禰豆子の鬼化が進行して暴走してしまうシーンがあったのですが、竈門炭治郎 立志編の第1話の時の暴走とはまた違う感じで、変化を付けられるよう気を付けて演じさせてもらいました」と収録を振り返った。

 高橋プロデューサーは「このワールドツアーはこのアニメーションを制作されているufotableさんのクリエーターの思いから生まれました。アニメを作り続けるというのはとても難しいことで大変な仕事なんですけれども、こうして皆さんの応援がクリエーターの力になっているのでそのお礼を直接言うためにワールドツアーを開催しています。改めてスタッフやキャストの皆さんの代わりに直接伝えさせてください。いつも『鬼滅の刃』を応援してくれて本当にありがとうございます」とファンに感謝。

 さらに「私はufotableさんとは10年以上前からずっと(別の作品でも)ご一緒しているのですが、彼らはその頃から変わらず常に真摯(しんし)に一生懸命にものづくりをされています。それがテレビアニメなのか、あるいは映画なのかといった違いで力の入れ方を変えることもなく、その時できる自分たちのベストなクリエイティビティーを発揮してものづくりをされています。彼らを常に尊敬しています」と思いを語った。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。「刀鍛冶の里編」がフジテレビ系で4月9日から毎週日曜午後11時15分に放送される。

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