ガンプラアカデミアEX:使用済みランナーをその場で粉砕、成形 プラモをリサイクル 移動型粉砕成形機の開発目指す

「ガンプラアカデミアEX」のテスト展開で使用する成形機と粉砕機
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「ガンプラアカデミアEX」のテスト展開で使用する成形機と粉砕機

 バンダイスピリッツが、回収したプラモデルの使用済みランナー(プラモデルの枠)をその場で粉砕、成形し、新たなプラスチック製品にリサイクルする施策「ガンプラアカデミアEX」を3月18日からテスト展開することが分かった。全国の小学校で展開している無償の授業パッケージ「ガンプラアカデミア」の発展版として、プラモデルのリサイクルの仕組みを紹介し、同社のサステナブルの取り組み、ものづくりの楽しさ、技術革新をアピールすることが目的。

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 3月18~19日にグランフロント大阪 うめきた広場(大阪市北区)、3月25~27日にダイバーシティ東京 プラザ2階フェスティバル広場(東京都江東区)でイベント「PLAY! PLAY! PLAMO! PARK!」を開催し、会場に、プラモデルの原料を粉砕する粉砕機、粉砕された原料を溶解、固形化するための成形機を設置する。使用済みランナーが新たなプラスチック製品に生まれ変わる様子を間近で見ることができ、約30秒に2個のペースで成形される「エアプラくんキーホルダー」をその場で来場者にプレゼントする。

 同プロジェクトでは、粉砕機と成形機を一体化したこれまでにないプラモデルリサイクル専用の移動型粉砕成形機の開発を目指す。テスト展開を経て、今秋以降、全国各地の学校や施設、イベントで移動型粉砕成形機によるリサイクル体験を提供する予定。

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