ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
人気アニメ「ガンダム」シリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のSeason(シーズン)2が、4月9日からMBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”でスタートする。Season1の最終回は、衝撃の展開に驚かされた人も多かったようだが、Season2は一体どうなるのか? 放送を前に公開された予告PVからSeason2を読み解く。
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「水星の魔女」のキャッチコピーは「その魔女は、ガンダムを駆る。」で、多くの企業が宇宙に進出し、巨大な経済圏を構築した時代のA.S.(アド・ステラ)122が舞台となる。モビルスーツ産業最大手・ベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星から主人公の少女スレッタ・マーキュリーが編入してくる。Season1が“日5”で2022年10月~2023年1月に放送された。
Season2では、スレッタ、ミオリネ・レンブランがそれぞれの思いを胸に、ガンダムがもたらす強大な呪いに立ち向かうことになる。プラント・クエタでの事件から2週間たち、スレッタは学園でミオリネとの再会を心待ちに日々を過ごす。一方、ミオリネはベネリットグループ本社に身を置き、父の容態を見守る。
まず注目したいのが、グエル・ジェタークの異母兄弟のラウダ・ニールだ。ラウダは アスティカシア高等専門学園パイロット科3年だが、学園の制服を着ていない。Season1の最終回の展開を踏まえると、ジェターク社を継いだことも考えられる。「お前が来てからおかしくなったんだ、何もかも」というせりふの「お前」とはおそらくスレッタのことだろう。本来は冷静で理性的なラウダだが、Season1でスレッタに対して「墜ちろ! 水星女!」と汚い言葉を吐くなど、スレッタに複雑な感情を抱いている様子だ。Season2の活躍に期待が高まる。
気になるのは、予告PVのSeason2の新映像に人気キャラクターのグエルが登場していないことだ。キービジュアルには描かれているので、Season2で登場しないわけではなさそうだが……。特番「『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season1ととのうSP」でグエル役の阿座上洋平さんは「出ますよ!」と強調していたので、Season1で“いろいろ”あったグエルがどのように現れるのかも注目される。
“ダブスタクソ親父”ことミオリネ・レンブランの父・デリングが一命を取り留めたらしいことも確認できる。「義父さんを引きずり込むよ。俺の計画に」とつぶやくシャディク・ゼネリ、「この学園から出て行って」と叫ぶニカ・ナナウラなど気になるシーンも多い。スレッタの母・プロスペラの「戦いも失う悲しみもない世界」のせりふも意味深だ。
新映像には、モビルスーツも多数登場する。ビットステイヴを分離して戦う主人公機ガンダム・エアリアル(改修型)に加え、反スペーシアン組織・フォルドの夜明けのガンダム・ルブリス・ウル、ガンダム・ルブリス・ソーン、ペイル社が開発したガンダム・ファラクト、グラスレー社の量産MSのハインドリー、ディランザ ラウダ専用機などが見られる。
ガンプラ(プラモデル)が発売されることが発表されているガンダム・シュバルゼッテ、“新商品(仮)”の姿が見られない。ガンダムと思われる2機の正体も気になるところだ。
スレッタたちが“ガンダムがもたらす強大な呪い”に、どのように立ち向かっていくのだろうか? Season1で明かされていない謎、回収されていない伏線もまだまだある。Season2の展開が注目される。
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