アイドルグループ「櫻坂46」の大園玲さんが、4月18日に初の写真集「半分光、半分影」（光文社）を発売した。初の水着やランジェリーカットなど、大園さんが「初めて見せる姿」を多数収録した“初物づくし”となった一冊。大園さんに撮影に臨んだ思いを聞いた。
◇同期の田村保乃、守屋麗奈が支えに 先輩・小林由依の優しさに感謝
グループに加入前から、西野七瀬さんら坂道グループの先輩たちの写真集を買っていたという大園さん。写真集には憧れの思いが強かったため、喜びもひとしお。「アイドルとしての夢の一つだったので、かなえることができてうれしかったです！」と声を弾ませる。
しかし、初めてだらけの写真集に「（決まってからは）ずっと緊張していました」とも。そんなとき、気持ちを前に向かせてくれたのは、すでに写真集を発売していたグループの同期メンバーだった。
「先に写真集を発売している田村保乃や守屋麗奈は喜んでくれたし、いろいろと相談に乗ってくれて。撮影までの打ち合わせやフィッティングまで、どんなことをするかとか教えてくれましたし、背中を押してくれました。2人が『（撮影は）楽しいよ』と言っていたので、私も楽しもう！って前を向けました」
水着やランジェリー撮影もあるため、食事の面から体作りに励んだ。外食を減らし、大好きなチーズを我慢して脂質制限にも取り組んだ。しかし、ダイエットに励むうち、思い詰めるようになった。そんなとき、先輩の小林由依さんが声を掛けてくれた。
「もっと頑張らなきゃなって思っていたタイミングで、（小林さんが）『数字じゃないよ』と言ってくださって。私が思い詰めている姿と、ご自分の一冊目の写真集のときとすごく重なったみたいで、『（体重を）落としすぎるのはよくないし、楽しむことが一番だよ』って。その言葉で気持ちがすごく楽になりました」
小林さんのアドバイス通り、体重を落としすぎず、楽しむ気持ちで臨んだ初の水着とランジェリー撮影。「水着はスクール水着しか着たことがなかったですし、ランジェリー撮影も未知の世界だったので、やっぱり恥ずかしさはありました（笑い）。でも、撮影地の雰囲気もあって、最終的には楽しめました」とにっこり。お気に入りは北海道のホテルで撮影したランジェリーカット。「大人っぽく見えたらうれしいです」と照れながらアピールした。
◇ドラマ撮影「楽しいな」 先輩としての心構えは菅井友香を見習って
2月に発売された櫻坂46の最新5枚目シングルのカップリング曲「Cool」では初のセンターを務めるなど、今年は飛躍の年になりそうだ。4月14日に動画配信サービス「ひかりTV」「Lemino（レミノ）」で配信開始したドラマ「アクトレス」でドラマ初出演を果たした。
「実は小さいときから嘘泣きが得意で、親にはよく『そんな女優みたいに泣かないで！』とよく言われていて（笑い）。なので演技にも興味がありました。初めてドラマを経験させていただいて、たくさんの時間をかけて、一つの物語を作る過程がすごく楽しいなって思いました。また機会があれば頑張りたいです！」
グループには今年、新メンバーの3期生が加わり、2期生の大園さんは初めて「先輩」になった。「先輩」と呼ばれる立場になったことについて聞くと「私たちが加入当初、先輩にしてもらったことで、特に思い出に残っているのは、先日ご卒業された菅井友香さんがどんなときでも笑顔であいさつを返してくださったことでした。今度は私も菅井さんみたいに、3期生に笑顔で接していきたいです」とほほ笑んだ。
写真集はA4判、160ページ。価格は2000円（税抜き）。
