アイドルグループ「日向坂46」の影山優佳さんが、5月9日にファースト写真集「知らないことだらけ」（扶桑社）を発売する。日向坂46卒業を発表している影山さんにとって、約7年間のアイドル人生の“集大成”ともいえる作品。出来栄えについて「100点」と話す影山さんに、撮影の裏話など話を聞いた。
◇水着カットの反響に「私すごいのかもしれない？」
写真集のオファーがあったのは昨年末。「今まで自分が写真集を出すなんて想像したこともなかったので、予想だにしない出来事に驚きました」と語る。
「『出していいんですか？』って感じでした。お話をいただいてからあっという間に発売日も近づいている感じで……。正直今でも『私が写真集を出すのか！』と不思議な感じです」
影山さんがグループからの卒業を発表したのは今年2月。写真集のオファーがあった段階で、卒業することは決めていた。だが自身の“卒業記念作品”にしようという思いはなかったという。
「（アイドル活動に）一区切りを付けるためというよりは、これまで応援してくださった方々への“サプライズプレゼント”にしたいという思いでした。ファンの皆さんもきっと、私が写真集を出すなんて考えている人はほぼいなかったと思うので（笑い）」
写真集では、初の水着、ランジェリー撮影に挑戦した。「これまでプライベートでも水着はあまり着たことがなかったですし、ランジェリーの撮影も緊張しました。水着は制作チームの皆さんが私に似合う色を選んでくださったり、ランジェリー撮影のときはポージングを全員で考えたり……。制作チームの皆さんのおかげでステキな写真に仕上がりました！」とほほ笑んだ。
初の水着カット解禁時には、影山さんの縦に割れた腹筋が注目されたが、撮影前に筋トレなど体作りをしたのか聞いてみると、「腹筋は常に出ちゃっているので……（笑い）。実は今回は“絞るというよりは食べる”ことを意識しました」と明かす。
「もともと筋肉がつきやすい体質で細身でもあったので。今回、水着やランジェリー撮影もあったので、理想的な女の子の体に少しでも近づけるように、健康的に食べることを意識しました。でも、腹筋はファンの皆様に褒めていただいて、『私すごいのかもしれない？』ってうれしかったです（笑い）！」
◇「ファンの皆さんにとっても“知らないことだらけ”な私がいっぱい」
写真集では、今まで見せたことがないような大人っぽい姿から、影山さんらしいキュートな姿まで、さまざまな表情を披露しているが、「（アイドル人生で）グラビアはまったく得意ではなかったです」と打ち明ける。
「昔から写真を撮られるのが苦手で……。顔に出やすいタイプなので、緊張していると表情もうまく作れないし、カメラの前で笑顔作ったりするのが得意ではなくて、まだ動画で撮られる方が得意です。つくづく向いていないなって、グラビアには苦手意識がありました」
アイドル人生の集大成というべき写真集の出来栄えについて点数を尋ねると、しばらく考えた後に「100点」ときっぱり。「自信があるとは言いませんが、100点じゃないと皆さんにお見せしたくないので……。衣装選びからロケ地選定、出来上がった写真のセレクトまで制作チームの皆さんとたくさんご相談して作り上げたこだわりの一冊です」と力を込める。
「ファンの皆さんにとっても“知らないことだらけ”な私の姿がいっぱい詰まっていますし、一緒に旅を楽しんでいるかのようなストーリー仕立ての構成になっています。ファンの皆さんに喜んでもらえたらうれしいですし、少しでも私に興味があれば手に取っていただけますと幸いです」とアピールした。
写真集は地元の東京や長野県内、沖縄県竹富島で撮影。B5判、144ページ。価格は2200円。特典で、影山さんのメッセージ付きポストカードが1枚付く（全6種）。
