鬼滅の刃 刀鍛冶の里編:“憎珀天”山寺宏一に驚き さすが! 七色の声を持つ男

「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第7話「極悪人」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第7話「極悪人」の一場面(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の第7話「極悪人」が、フジテレビ系で5月21日に放送された。第7話では、上弦の肆の鬼・半天狗(はんてんぐ)の分裂体4体が合体し、憎珀天(ぞうはくてん)が登場。人気声優の山寺宏一さんが憎珀天を演じていることが明らかになった。

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 半天狗は、玉壺(ぎょっこ)と共に刀鍛冶の里へ襲来した上弦の鬼で、古川登志夫さんが演じている。第3話「三百年以上前の刀」では、半天狗が積怒(せきど)、可楽(からく)、空喜(うろぎ)、哀絶(あいぜつ)という4体の鬼に分裂。4体の分裂体を梅原裕一郎さん、石川界人さん、武内駿輔さん、斉藤壮馬さんがそれぞれ演じたことも話題になった。

 第7話では、古川さん演じる半天狗本体が主人公・竈門炭治郎に追い詰められる中、梅原さん演じる積怒が、石川さん演じる可楽、武内さん演じる空喜、斉藤さん演じる哀絶を吸収し、山寺さんが演じる憎珀天が登場するという驚きの展開となった。憎珀天が発した声は、不死川玄弥(しなずがわ・げんや)が「重い……声が……威圧が!」と圧倒されるほどに重々しいものだった。憎珀天が登場するやいなや、ツイッターではキャストをめぐるさまざまな予想が繰り広げられた。山寺さんを予想する人は少なく、エンディングのクレジットでキャストが明かされ、驚いたファンも多かったようだ。

 「エヴァンゲリオン」シリーズの加持リョウジ役や、「アンパンマン」のチーズ役などさまざまな作品で人気キャラクターを演じ、演技の幅広さから「七色の声を持つ男」と称される山寺さんということもあり「さすが!」と話題になった。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。

 「刀鍛冶の里編」は、前作「遊郭編」から続くストーリーで、刀鍛冶が集まる刀鍛冶の里での物語が描かれる。第8話「無一郎の無」が、フジテレビ系で5月28日午後11時15分に放送される。

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