ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最終章を描く劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)のイベントが5月31日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、エターナルセーラームーン/月野うさぎの声優を務める三石琴乃さん、セーラースターファイター/星野光役の井上麻里奈さんが登場した。1992年に放送をスタートしたテレビアニメから主人公・月野うさぎを演じてきた三石さんは、最終章となる「美少女戦士セーラームーンCosmos」で感じたうさぎの成長について語った。
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三石さんは「月野うさぎという女の子はあまり成長はしていない。どじでおっちょこちょいで泣き虫で、というところは変わらずで、ピンチの時は泣いて動揺してしまうんですが、今作を通して地球を守るプリンセスとしての強さを感じました。今まで頑張ってこられたのだから、この戦いを終わらせるのだと。一人になっても道を選べるようになったなという変化を感じます」と思いを語った。
イベントの質問コーナーでは、ファンから質問に三石さん、井上さんが答えた。「うさぎのようなすてきな女の子になるにはどうしたらよいか?」という質問に三石さんは「うさぎちゃんはものすごい共感力がある」とコメント。「相手のことを自分のことのように感じて、苦しんでいる人がいると、敵であろうと救いたいと思っています。そこが私のうさぎちゃんの好きなところ。相手の気持ちを分かってあげて、そしてその人の気持ちに寄り添って行動してあげることができると、すてきな女性になれるのかなと思います」と話した。
「美少女戦士セーラームーン」シリーズを見て育ち、作品の大ファンという井上さんも、うさぎについて「三石さんがおっしゃったように、うさぎちゃんはセーラー戦士とお友達になっていった。(うさぎと出会ったキャラクターが)誤解を受けて友達がいなかった中で、その良さやすてきなところを分かってあげて、『お友達になりたい』と。そうして仲間が増えていったところが、私自身、幼いながらにすてきだなと思っていました。うさぎちゃんは、人のすてきなところを見つけてあげるところが、一番すてきなのかなと思っています」と魅力を語った。
「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガ。テレビアニメが1992~97年に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。2012年に始動した20周年プロジェクトの一環として新作アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が制作され、2014、2015年に第1、2期が動画配信サービス「ニコニコ生放送」ほかで配信されたほか、テレビアニメも放送。2016年に第3期が放送された。第4期「デッド・ムーン編」が前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」として制作され、2021年に公開された。
最新作は、最終章となる「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」として制作。新たなる敵、シャドウ・ギャラクティカが出現し、セーラー戦士たちが最後の戦いに挑む。前編が6月9日、後編が同30日に公開される。
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