吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」の最終回となる第11話「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」が、フジテレビ系で6月18日に70分の拡大版として放送された。最終回は、原作でも屈指の名場面である竈門禰豆子が太陽の光を克服するシーンが描かれ、ツイッターでは「太陽克服」「禰豆子ちゃん」といった関連ワードが続々とトレンド入りするなど大きな話題になった。
最終回は、主人公・竈門炭治郎ら鬼殺隊と上弦の肆の鬼・半天狗(はんてんぐ)との戦いがクライマックスを迎えた。炭治郎が半天狗(はんてんぐ)を追い詰めるも、夜明けが近付き、鬼である禰豆子にも生命の危機が迫る。禰豆子を助けるか、里の人を襲う半天狗を倒すか、究極の選択を迫られた炭治郎は、禰豆子自身に背中を押され、苦渋の決断をする。鬼を倒した後、禰豆子を失ったと思った炭治郎の前に、太陽を克服した禰豆子が現れ、鬼になってから初めて“言葉”を話した。
朝を迎え、禰豆子が「おはよう」と炭治郎に笑顔を見せる感動的な展開にSNSでは「涙が止まらない」「本当によかった」と心を動かされたファンも多かったようだ。禰豆子を演じる声優の鬼頭明里さんは同シーンについて、MANTANWEBのインタビューで「今までで一番プレッシャーを感じました」と語っている。
鬼頭さんは「収録の時は、私が思う感じでやってみて、スタッフの方々の意見も聞いて相談しながらすり合わせていって、最終的に出来上がった」と話していた。最終回は、中川奈美さんが歌う挿入歌「竈門禰豆子のうた」が流れたことも話題になり、声優陣やスタッフの熱い思いによって感動的なクライマックスを迎えた。
「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、2020年10月公開の劇場版「無限列車編」が国内歴代興行収入1位となる約400億円を記録するなど大ヒットした。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月に放送された。「刀鍛冶の里編」が4月に放送をスタートし、6月18日に最終回を迎えた。新作テレビアニメ「柱稽古編」が制作されることも話題になっている。
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