コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントを取材して見つけたハイレベルなコスプレーヤーにクローズアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体作りなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。「ニコニコ超会議2023」で出会ったコスプレーヤーを紹介する。
4月29、30日に幕張メッセ（千葉県千葉市美浜区）で開催された「ニコニコ超会議2023」は、“超歌舞伎”をはじめ、ニコニコでおなじみのコンテンツのステージやブースがずらりと並ぶ参加型の複合イベント。2日間で約11万人が来場し、多くのコスプレーヤーも集まった。グラビアアイドルとしても活動するらいむたそさんは「ファイナルファンタジーIV」のリディアのコスプレで参加。今回の衣装以外にもさまざまな懐かしいゲームのコスプレに挑戦しているという。
「イベント開催の直前にリマスター版が発売されたゲームのキャラクターなんですけど、タイミング的にちょうどいいと思って、今回はこの衣装を選びました。全身の装飾は細かく作り込んでいるので、アップで撮っていただいても見栄えの面では問題ないかと！ 元々、ドット絵で描かれたスーパーファミコン時代のRPGが好きで、『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』『クロノ・トリガー』などのコスプレをしてはSNSにアップしていて。今後も新作衣装をたくさん作って、定期的にイベントに遊びにいくつもりです」
取材・文：ソムタム田井
