解説:「機動戦士ガンダム 水星の魔女」 話題の“バケモノ”キャリバーン ガンプラやROBOT魂も

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のガンダム・キャリバーンのフィギュア「ROBOT魂 <SIDE MS> X-EX01 ガンダム・キャリバーン ver. A.N.I.M.E.」
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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のガンダム・キャリバーンのフィギュア「ROBOT魂 <SIDE MS> X-EX01 ガンダム・キャリバーン ver. A.N.I.M.E.」

 人気アニメ「ガンダム」シリーズのテレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が7月2日に最終回を迎えた。最終回の放送直後、主人公スレッタ・マーキュリーが搭乗するガンダム・キャリバーンのプラモデル(ガンプラ)などの新商品が発表されたことも話題になった。

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 ◇魔女のように ビットオンフォームも

 キャリバーンは、“バケモノ”という名前を与えられたガンダムで、かつてオックス・アース・コーポレーションとヴァナディース機関が開発した試作機。第21話「今、できることを」で存在が明かされた。

 劇中では「データストームのフィルターが一切ない」と説明され、パイロットの生命保護を一切担保しない設計だったこともあり、ガンダム・ルブリスとのコンペティションに敗れ、その後研究開発の全記録が抹消されることとなった。ヴァナディース事変の際に宇宙議会連合が押収、極秘裏に保管していた。

 特徴の一つが、メイン武装の長尺の携行火器バリアブルロッドライフルで、展開すると、魔女のほうきのようにも見える。最終回では、ガンダム・エアリアルのガンビットを装着したビットオンフォームもお披露目された。

 ◇インモールド成形で虹色の輝きを表現

 最終回の放送前から話題になっていたのが、7月15日に発売されるバンダイスピリッツのガンプラ「新商品B(仮)」だ。商品名が伏せられ、さまざまな臆測を呼んでいたが、放送終了後に、キャリバーンのガンプラ「HG 1/144 ガンダムキャリバーン」であることが明らかになった。

 インモールド成形で、虹色の輝きを表現したのが特徴。インモールド成形は「HG 1/144 ガンダムエアリアル」「HG 1/144 ガンダムルブリス」でも採用され、パーツ自体にインクジェット印刷を施し、グラデーションなどの豊かな表現が可能になるという。インモールド成形によって、胸部シェルユニットとアンテナが美しい虹色に輝く。バリアブルロッドライフルや白いエスカッシャン(シールド)も付属する。価格は2200円。

 ◇ROBOT魂はハイマニューバモードも

 バンダイスピリッツの「ROBOT魂」シリーズから「ROBOT魂 <SIDE MS> X-EX01 ガンダム・キャリバーン ver. A.N.I.M.E.」が発売されることも発表された。「ROBOT魂」シリーズならではの広い可動域によって、自然な膝立ちが可能。脚のブーツ部に独自ギミックを備え、甲を伸ばし、かかとを脚裏に可動させることで、ハイマニューバモードの形状を再現できる。

 バリアブルロッドライフルが付属するのに加え、エアリアルのガンビットを装着した、ビットオンフォームも再現できる。バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で販売され、価格は9900円。

 キャリバーンのフィギュアは、バンダイの「GフレームFA」シリーズから発売される。フィギュアのセット「機動戦士ガンダム GフレームFA 05(10個入)」に収録。同セットは「水星の魔女」の“謎の新商品”が収録されることが発表されていたが、最終回放送後にキャリバーンであることが明らかになった。キャリバーンに加え、マスターガンダム、グフ、ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)のセットとなる。ガムのおまけの食玩で、価格は7480円。「プレミアムバンダイ」で販売される。

 キャリバーンの商品の詳細が発表されなかったのは、最終回の放送までビットオンフォーム、虹色に輝くシェルユニットとアンテナなどのギミックが隠されていたからなのだろう。満を持して発売されることになったキャリバーンの新商品の数々をぜひ手に取ってみてほしい。

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