映画ゆるキャン△：1周年記念イベントに花守ゆみり、東山奈央ら声優陣　第3期への思い

　あfろさんのマンガが原作のアニメ「ゆるキャン△」のイベント「映画『ゆるキャン△』スペシャルイベント 1周年感謝祭　＼イチネンダヨ／」が7月9日、ウェスタ川越（埼玉県川越市）で開催された。劇場版アニメ「映画『ゆるキャン△』」の公開1周年を記念したイベントで、テレビアニメ第3期が2024年に放送されることも発表された。各務原なでしこ役の花守ゆみりさんは「行く現場で『ゆるキャン△』のファンです、という声を聞くと、なでしこに声を当てていない時もうれしさがあふれてきます。私が『ゆるキャン△』で大好きなキャッチフレーズに『きっと、そらでつながってる。』があるのですが、『SEASON3』は魂、空気、季節がつながった作品になっていると思います。きっと皆さんに楽しんでいただけると思いますので、これからもアニメ、原作をよろしくお願いします！」と話した。

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　イベントには、志摩リン役の東山奈央さん、大垣千明役の原紗友里さん、犬山あおい役の豊崎愛生さん、斉藤恵那役の高橋李依さん、オープニングテーマ「Sun Is Coming Up」を歌った亜咲花さんも登場。東山さんは「（劇場版の）上映から1年、打ち上げでお会いしたスタッフさんの中でも『素晴らしい作品を作り上げたんだ』という達成感がまだまだ残っているのが伝わってきました。『SEASON3』では舞台が高校生のころに戻りますが、その延長線上が映画の世界につながっているのが分かると思います。これからも応援よろしくお願いします！」と語った。

　「映画『ゆるキャン△』」のキャラクターデザインを担当した佐々木睦美さんによるスペシャルイラストも公開された。

　「ゆるキャン△」は、女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送ったりする様子を緩やかに描いている。テレビアニメ第1期が2018年1～3月、第2期が2021年1～3月に放送された。ショートアニメ「へやキャン△」が放送されたほか、福原遥さん主演の実写ドラマも人気を集めている。「映画『ゆるキャン△』」が2022年に公開され、興行収入が10億円を突破するなどヒットした。

　「ゆるキャン△」はこれまでC-Stationがアニメを制作してきたが、第3期は、エイトビットが制作する。メインスタッフも一新し、「ヤマノススメ Next Summit」などで演出を担当してきた登坂晋さんが監督を務め、杉浦理史さんがシリーズ構成、橋本尚典さんがキャラクターデザインを担当する。