ONE PIECE:ハリウッド実写版 尾田栄一郎とNetflixの対話 「実写化の歴史を塗り替えたい」「実写にしかできない感動が生まれた」

「ONE PIECE」の実写ドラマシリーズの一場面(c)尾田栄一郎/集英社
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「ONE PIECE」の実写ドラマシリーズの一場面(c)尾田栄一郎/集英社

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」のハリウッド実写ドラマシリーズのCM「【From 尾田栄一郎 to Netflix】実写『ONE PIECE』航海の記録 - CM」「【From Netflix to 尾田栄一郎】実写『ONE PIECE』航海の記録 - CM」が、YouTubeで公開された。原作者の尾田さんと実写版を制作したNetflixが、実写化を実現していく上で重ねた対話の一部を収めた映像で、Netflixは「実写化の歴史を塗り替えたい」という思いで取り組み、完成版試写後に尾田さんが「実写にしかできない感動が生まれた」と絶賛したことなどが明かされた。

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 Netflixは制作開始当初、「実写化の歴史を塗り替えたい(企画着工時)」「ゴールは二つ。ファンの期待を裏切らないこと。まだONE PIECEを知らない人々に、愛してもらうこと(企画着工時)」を掲げ、「キャスティングは見た目が似ているかどうか以上に大切な要素がたくさんあります(キャスティング段階)」「実写化は再現ではありません。表現です(脚本開発中)」と説明。

 尾田さんは、主人公ルフィ役のイニャキ・ゴドイさんについて「ルフィがこの世に存在したと思った。驚いた(キャスティング段階)」と感動した様子で、「面白くないものを、面白いとは言えない(脚本草稿を読んで)」「僕はファンとの信頼関係がある。だから、絶対にウソをつけない(脚本草稿を読んで)」と熱い思いを語った。

 Netflixは「約束します。あなたが満足するまで配信することはありません(制作途中)」と作品に向き合い、尾田さんは「想像の何倍も素晴らしい(本編初号を見て)」「画面の隅々にちりばめられたONE PIECE愛をとてもうれしく思います(本編初号を見て)」「とてもいいが、まだやれる(本編初号を見て)」「かつてない大ヒットしか目指したくありません(本編初号を見て)」と思いをつづった。

 Netflixは「我々もまだまだ満足していない(制作途中)」と真摯(しんし)に向き合い、尾田さんは「実写にしかできない感動が生まれた(完成版試写後)」と絶賛した。

 実写ドラマは、尾田さんがエグゼクティブプロデューサーとして参加し、ドラマ「カウボーイビバップ」「スノーピアサー」などを手がけるハリウッドのトゥモロースタジオが制作する。「エージェント・オブ・シールド」やNetflixのマーベルドラマシリーズを手がけたマット・オーウェンズさん、「LOST」などのスティーブン・マエダさんが脚本を担当。オーウェンズさん、マエダさんはエグゼクティブプロデューサーとしても参加する。

 イニャキ・ゴドイさんがルフィ、新田真剣佑さんがゾロを演じるほか、ナミ役のエミリー・ラッドさん、ウソップ役のジェイコブ・ロメロ・ギブソンさん、サンジ役のタズ・スカイラーさんらが出演する。Netflixで8月31日から全世界独占配信される。

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