鳴海唯:目指したのは「女性らしいしなやかなカラダ」 初写真集で見せた「ありのまま」と初挑戦への手応え

初の写真集「Sugarless」を8月17日に発売した俳優の鳴海唯さん
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初の写真集「Sugarless」を8月17日に発売した俳優の鳴海唯さん

 初の写真集「Sugarless」(玄光社)を8月17日に発売した俳優の鳴海唯さん。本作は、鳴海さんの明るく元気な「素の表情」や、これまでにない「大人の表情」を切り取った一冊で、水着やランジェリーショットに初挑戦した。「ファーストってあとにも先にもないので、すごく記念すべき一冊になったと思います」と手応えを明かす鳴海さんに、撮影の思い出を語ってもらった。

 ◇この写真集が一つの自己紹介になれば

 福岡や長崎などを巡り、個人書店や屋台、島、小学校などをロケ地に撮影された写真集。鳴海さんは旅行をするかのように、行く先々で「ずっと何かを食べていた」と明かす。

 「そもそも九州に行きたいと言い出したのは私で、理由の一つが“食”でした。おいしいとは聞いていたのですが、想像以上で。博多のとんこつラーメン、屋台のおでん、長崎のカステラやトルコライス……。思い出深いのはまず『おいしいものをたくさん食べた』ってこと。楽しかったです」

 そんな鳴海さんが写真集で見せたかったのが「今まで見せてこなかった素の部分」と「本当のありのままの姿」だ。

 「この写真集が一つの自己紹介になればいいなと思っていて。すでに応援してくださっているファンの方には『実はこういう人間なんです』というのと、新しく出会うファンの方には『こういう人間が普段、俳優をやっています』みたいな。撮影も、肩ひじ張らず、なんなら休日の私を見せる、みたいな気持ちで臨みました」

 撮影はカメラマンの川島小鳥さんが担当。鳴海さん本人も、全編通して「ナチュラルに切り取ってもらう」ことを大事にした。結果として、素の笑顔の多い写真集に仕上がったが、その中にはおどけたり、おちゃらけた様子の鳴海さんの姿も写し出されている。

 「やっぱり自分は“ふさけたい人間なんだな”と思いました(笑い)。分かっていたつもりなのですが、ふざけないと生きていけないっていうくらい、根底には“近くにいる人を笑わせたい、楽しませたい”っていう気持ちがあるんだなってことを、(完成した写真集を)見ていて改めて思ったというか。だから笑っているカットが多いと思いますし、あまりに笑いすぎているのって、あまりに素すぎて、恥ずかしいがゆえに、見せてこなかった一面でもあるので。そういった意味では、この写真集を買ってくださったファンしか見られない、特別なものにはなったのかな」

 ◇少し恥ずかしさは残っているのですが…

 もう一つ、こだわりを持って臨んだのが、今回が初挑戦となった水着やランジェリー姿での撮影だ。

 「準備期間はしっかりあったので、“理想のカラダ”に近づけられるよう、しっかりボディーメークはしていこうって。そこは意識しました」

 目指したのは「ムキムキではなく、女性らしいしなやかな、男性も女性も健康的でキレイと思ってもらえるカラダ」という鳴海さん。取り入れたのはピラティスと筋トレで、同時進行で3カ月間くらい続けたという。

 「自分は結構、筋肉がつきやすくて、鍛えすぎるとムキムキになってしまうタイプ。なので、体作りの土台にしたのがピラティス。インナーマッスルを鍛えられるので、すごく女性らしい、しなやかなカラダを作るのに向いているらしいんです。あとは、引き締めるところは引き締める、という意味で、筋トレのメニューをトレーナーさんに組んでもらって。運動って3カ月後に結果が出るみたいで、本当に“継続は力なり”だなと思いました」

 「写真集を出す」「キレイなカラダと思ってもらいたい」をモチベーションに続けた体作り。鳴海さんは「気持ちも前向きになるので、運動って大事、と改めて思った準備期間でした」と笑顔で振り返る。その一方で、初めて世に出る水着や、ランジェリーショットについては「恥ずかしさめちゃくちゃありました。私にできるかな、という不安もありました」と素直な気持ちを吐露。

 「でもこんな機会、なかなかないですし、撮影チームが、これまでもずっと一緒で、長くお世話になっている方々でもあったので、当日は緊張せず。このためにボディーメークも頑張ったし、写真集でしか見られないものを作りたいと思っていたので、自分の目標は達成できたのかなって。写真を見返すと、少し恥ずかしさは残っているのですが、貴重な一枚を撮っていただけたと思います」

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