名塚佳織:「ONE PIECE FILM RED」 ウタの名ぜりふに込めた思い 田中真弓との共演で「ちゃんと言葉にできた」

「ONE PIECE FILM RED」のアンコール上映を記念した舞台あいさつの様子
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「ONE PIECE FILM RED」のアンコール上映を記念した舞台あいさつの様子

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)のアンコール上映を記念した舞台あいさつが10月28日、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で開催され、ルフィ役の田中真弓さん、ゾロ役の中井和哉さん、ウタ役の名塚佳織さんが登場。名塚さんが、ウタの名ぜりふに込めた思いを語った。

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 舞台あいさつには、ウタの楽曲「私は最強」を提供したバンド「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」も登壇し、メンバーのリクエストで、声優陣が名ぜりふを生披露した。

 名塚さんは、ウタの「私にとっても大事な帽子 いつかきっとこれがもっと似合う男になるんだぞ」というせりふを披露し、「難しいせりふの一つだったんです。言っている言葉と心の中が真逆で。収録に行くまで悩んでいました。真弓さんとのやり取りで、強がっているウタ、受け入れてくれるルフィがしっくりきて、ちゃんと言葉にできたんです」と思いを明かした。

 「ONE PIECE FILM RED」は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。名塚佳織さんがウタの声優を務め、歌手のAdoさんがウタの歌唱を担当した。

 2022年8月6日から今年1月29日まで177日間にわたってロングラン上映され、興行収入が約197億円、観客動員数が約1427万人を記録するなど大ヒットした。10月20日からアンコール上映が実施されている。

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