ソムタム田井のコスプレリポート:バニーガールの「ブルアカ」レイヤー タイツの透け感を意識

鬼木このはさん
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鬼木このはさん

 コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをクローズアップ。衣装、ウイッグ、メークなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。

 12月30、31日には東京ビッグサイト(東京都江東区)で同人誌即売会「コミックマーケット103」が開催され、盛り上がることが予想される。今回は「コミックマーケット」と同時期に付近の会場で開催される「となりでコスプレ博」で、「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」の一之瀬アスナのコスプレを披露した鬼木このはさんを紹介する。

 「普段はあまりゲームをしないんですけど、アスナのキャラクターデザインに一目ぼれして『ブルアカ』をやり込みました。中でもバニーガールの衣装を着た姿がめちゃくちゃ可愛かったので、自分でもコスプレをしたいと思い、挑戦してみました」という。

 特にこだわったポイントについても聞いてみた。

 「こだわったのは衣装の質感とウイッグセットです。特に衣装は、原作の雰囲気を忠実に再現したかったので、いろいろ探してもっとも生地の光沢が近いものを選びました」

 自作で衣装を用意する場合、生地をはじめ、各種素材の材質選びも重要なポイントになってくる。写真で見る色味と、実際に手に取って見る色味は異なり、同じ生地でも室内と屋外では違った色味に見える……ということはよくあるので、スタジオでの撮影用、屋外イベントで着る用など用途に合わせて、最適な色味・質感の素材を選ぶよう心掛けたい。

 「それともう一点、タイツの透け感にもこだわりました。露出対策で素肌は見えない仕様になっているんですけど、絶妙に“地肌が透けている”ようにも見える色味のものを見つけてきて、今回はそちらを着用しています」

取材・文:ソムタム田井

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