種崎敦美:「わんだふるぷりきゅあ!」でキュアフレンディに 「まさかテレビシリーズでも」 劇場版のキュアプーカも話題

「プリキュア」シリーズの第21弾「わんだふるぷりきゅあ!」に登場するキュアフレンディ/犬飼いろは(左)と声優を務める種崎敦美さん(c)ABC-A・東映アニメーション
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「プリキュア」シリーズの第21弾「わんだふるぷりきゅあ!」に登場するキュアフレンディ/犬飼いろは(左)と声優を務める種崎敦美さん(c)ABC-A・東映アニメーション

 人気アニメ「プリキュア」シリーズの第21弾「わんだふるぷりきゅあ!」に声優として長縄まりあさん、種崎敦美さんが出演することが分かった。長縄さんは“犬のプリキュア”キュアワンダフル/犬飼こむぎ、種崎さんはキュアフレンディ/犬飼いろはをそれぞれ演じる。種崎さんは昨年公開された劇場版アニメ「映画プリキュアオールスターズF」(田中裕太監督)で、プリキュアのキュアプーカを演じたことも話題になっており、テレビシリーズでもプリキュアを演じることになった。

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 種崎さんは「『映画プリキュアオールスターズF』に出演が決まった時もプリキュアに携われるだなんて……と、光栄でとてもうれしかったのですが、まさかテレビシリーズでもこんな機会をいただけるなんて。映画でこれまでのたくさんのプリキュアたちを見て、キャラクターから、キャストさんから、それぞれのシリーズをみんなで一年かけて作り上げてきた絆を感じました。映画の収録の時、目には見えないけど確かに感じるそれがとてもすてきで羨ましいなと思っていたので、ああ、自分もそれができるんだ……と、本当にうれしかったです」と出演を喜んでいる。

 「プリキュア」シリーズへの思いを「『キラキラ可愛い憧れの存在』という印象が強かったのですが『プリキュアオールスターズF』で作品にしっかり携わらせていただいて、お互いに支え合いながら、強く、格好よく、勇ましく立ち向かっていく姿をたくさん見て、印象がガラリと変わりました。自然と胸が熱くなって『自分もこうなりたい!』と純粋に思える存在。プリキュアという“存在自体”が魅力なんだなぁと思いました」と話している。

 「わんだふるぷりきゅあ!」のモチーフは「動物」で、テーマは「動物も人も、みんな友達になれる!」、キーワードは「みんな なかよし!わんだふる~!」。動物と人が仲良く暮らす街・アニマルタウンを舞台に、犬と飼い主、猫と飼い主など動物と人の間に紡がれる深い絆、種族を超えた交流を描く。アニマルタウンで暮らし、動物をこよなく愛する中学2年生の犬飼いろはは、飼い犬のパピヨンの犬飼こむぎと仲良し。ある日、謎の生物・ガルガルが街で大暴れし、いろはを守るためにこむぎが人の姿になり、プリキュアに変身する。同シリーズでは初めて“犬のプリキュア”が登場する。

 種崎さんが演じるキュアフレンディ/犬飼いろはは、友達が多く、動物にも好かれている。世話好きで面倒見がよく、素直な性格で、ウソが苦手。運動も得意。口癖は「ワンダフルー!」、キャッチコピーは「みんなの笑顔で彩る世界!キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」。

 種崎さんは「いろはちゃんの印象で一番に思い浮かぶのが、誰かの“本当の想(おも)い”をちゃんと聞こうとする気持ち。想像や憶測ではない、本当の心の声。それを大切にできるのってとってもすてきだと思います。ほかのキャストさんの声やお芝居をちゃんと受け取りながら、耳をすませながら、たくさんの方に愛していただけるようなキュアフレンディを、『わんだふるぷりきゅあ!』を作っていけたらと思います」と意気込んでいる。

 同作は「おしりたんてい」などの佐藤雅教さんがシリーズディレクターを務め、成田良美さんがシリーズ構成、内田陽子さんがキャラクターデザインを担当する。吉武千颯さんがオープニングテーマ「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」、石井あみさん、後本萌葉さんがエンディングテーマ「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」を歌う。ABCテレビ・テレビ朝日系で2月4日から毎週日曜午前8時半に放送される。

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