アニメ1週間：「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」興収37億円突破　声優アワード主演声優賞に市ノ瀬加那、浦和希

　1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。3月3～9日は、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の興行収入が37億円を突破したニュースや「第18回 声優アワード」の授賞式が開催された話題などが注目された。

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　3日、故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が、4月にAmazonの動画配信サービス「Prime Video」で配信されることが分かった。4月15日から最速購入配信を開始し、4月29日には最速見放題配信が始まる。

　4日、人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が、1月26日の公開から38日間で、興行収入が37億円を突破したことが分かった。観客動員数は220万人を突破するなど大ヒットしている。

　4日、古舘春一さんの人気バレーボールマンガが原作のアニメ「ハイキュー！！」の新作劇場版「劇場版ハイキュー！！ ゴミ捨て場の決戦」の興行収入が51億円を突破したことが分かった。同作は2月16日に公開され、17日間で興行収入が50億円の大台に達した。観客動員数は約359万人を記録するなど大ヒットしている。

　5日、バンダイナムコホールディングスが、東京・渋谷に収容人数約2000人規模のコンサートホールを建設し、2026年春に開業することが分かった。同施設の開業に先立ち、運営を担う新会社「バンダイナムコベース」を設立することも発表された。新会社は、音楽事業・ライブ事業を担うバンダイナムコミュージックライブの100％子会社として、4月1日に設立される。

　6日、テレビアニメ化もされた岩永亮太郎さんの人気マンガ「Pumpkin Scissors（パンプキン・シザーズ）」が、4月6日発売の連載誌「月刊少年マガジン」（講談社）5月号で、約4年ぶりに連載を再開することが明らかになった。

　7日、1973～74年に放送されたSFアニメ「ゼロテスター」の全66話が4月1日からAmazon Prime VideoのスターチャンネルEXで配信されることが分かった。同作は2023年10月から同サービスで配信をスタートし放送当時は「ゼロテスター　地球を守れ！」に改題された第40～最終66話が、4月1日から追加配信されることになった。同作の全66話が配信されるのは初めて。第40話以降のオープニングテーマ「ゼロテスター　地球を守れ！」が流れる映像もYouTubeで公開された。

　7日、ロボットアニメ界の巨匠とも呼ばれる大張正己さんが監督を務めるオリジナルテレビアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」の第9話「イサミィ！俺たちで、世界を救うんだ！！」がTBS系で放送され、ブレイバーンの新たな姿のバーンブレイバーンが登場した。バーンブレイバーンは、ブレイバーンとサポートメカのバーンドラゴンが“勇気合体”することによって誕生した。

　8日、日本映画の祭典「第47回日本アカデミー賞」で、スタジオジブリの宮崎駿監督の劇場版アニメ「君たちはどう生きるか」が最優秀アニメーション作品賞に選ばれたことが分かった。

　9日、吾峠呼世晴（ごとうげ・こよはる）さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作テレビアニメ「テレビアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編」が、フジテレビ系で5月12日から毎週日曜午後11時15分に放送されることが分かった。TOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビでも、5月18日深夜0時から放送される。初回は1時間スペシャル。鬼殺隊の柱が集結した第1弾キービジュアル、PVも公開された。

　9日、GA文庫（SBクリエイティブ）の大森藤ノさんの人気ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）」のテレビアニメ第5期が今秋に放送されることが分かった。サブタイトルが「豊穣の女神篇」となることも発表され、ベル、シル、ヘスティアのキャラクター新ビジュアルも公開された。

　9日、　1年で最も活躍した声優に贈られる「第18回 声優アワード」の授賞式が文化放送メディアプラスホール（東京都港区）で行われ、主演声優賞、助演声優賞、新人声優賞など全受賞者が発表された。主演声優賞には、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主人公スレッタ・マーキュリーを演じたことも話題になった市ノ瀬加那さん、「ブルーロック」の主人公・潔世一役の浦和希さんが選ばれた。