FAIRY TAIL：5年ぶり新作テレビアニメ　正統続編「100年クエスト」7月スタート　キャスト続投

　真島ヒロさんの人気マンガ「FAIRY TAIL（フェアリーテイル）」の正統続編「FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST」が原作のテレビアニメ「FAIRY TAIL 100年クエスト」が、テレビ東京系で7月から放送されることが分かった。「FAIRY TAIL」の新作テレビアニメが放送されるのは、ファイナルシーズンが最終回を迎えた2019年以来、約5年ぶり。ナツ・ドラグニル役の柿原徹也さん、ルーシィ・ハートフィリア役の平野綾さん、ハッピー役の釘宮理恵さんらメインキャストが続投し、石平信司さんが総監督を務め、J.C.STAFFが制作する。ナツ、ルーシィ、グレイ、エルザ、ウェンディの5人のメインキャラクターが描かれたティザービジュアルも公開された。

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　石平総監督は「いよいよ発表となりました。ファイナルシリーズで本編が完結、そこまで10年ほどかかった番組でしたねぇ。振り返れば長かったー……。原作モノを完結までアニメでお付き合いできるという貴重で大切な経験となりました。……で。最終回のラスト、原作にもあった『またね！』のせりふを意地でも入れといたわけですが……こういうことでした！　100年クエスト、アニメ作ってまーす！　ホーム感ハンパないっすね。久しぶりにコンテでナツたちを描きながら、懐かしいような昨日まで描いてたような。やはり長い年月関わってるからか、家族のような友人のような感覚。アフレコも同窓会みたいな雰囲気で楽しいです。放送までしばしお待ちくださいませー」とコメントを寄せている。

　「FAIRY TAIL」は、2006～17年に「週刊少年マガジン」（講談社）で連載。滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）で火を操る主人公のナツ・ドラグニルやヒロインのルーシィ・ハートフィリアら魔導士ギルドのフェアリーテイルのメンバーが、さまざまな依頼を解決しながら成長する姿が描かれた。テレビアニメ第1シリーズが2009～13年、第2シリーズが2014～16年、ファイナルシーズンが2018～19年に放送された。

　続編「FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST」は、真島さんがネーム（マンガの下描き）を描き、上田敦夫さんが作画を担当。講談社のウェブマンガサービス「マガポケ」で2018年7月に連載をスタートした。ナツたちが100年以上誰も成し遂げたことがないと言われる伝説級の難関依頼・100年クエストに挑む。

　続編の放送を記念して、テレビアニメ「FAIRY TAIL」シリーズの全328話が配信されることも発表された。3月12日午後7時から毎日3話ずつ配信される

　◇スタッフ（敬称略）

　総監督：石平信司▽監督：渡部穏寛▽シリーズ構成：冨岡淳広▽キャラクターデザイン：迫由里香▽音響監督：はたしょう二▽音楽：高梨康治▽アニメーション制作：J.C.STAFF

　◇キャスト（敬称略）

　ナツ・ドラグニル：柿原徹也▽ルーシィ・ハートフィリア：平野綾▽ハッピー：釘宮理恵▽グレイ・フルバスター：中村悠一▽エルザ・スカーレット：大原さやか▽ウェンディ・マーベル：佐藤聡美▽シャルル：堀江由衣