呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変
第36話「鈍刀」
11月14日(木)放送分
あfろさんのマンガが原作のアニメ「ゆるキャン△」のテレビアニメ最新作「ゆるキャン△ SEASON3」が、AT-X、TOKYO MX、BS11ほかで放送されている。テレビアニメ第1作目が2018年1~3月、「SEASON2」が2021年1~3月に放送された人気作で、「SEASON3」は、メインスタッフを一新。「ヤマノススメ Next Summit」などで演出を担当してきた登坂晋さんが監督を務め、エイトビットが制作することも話題になっている。「SEASON3」の放送を前に、大垣千明役の原紗友里さん、犬山あおい役の豊崎愛生さん、斉藤恵那役の高橋李依さんに収録の裏側や同作への思いを聞いた。
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--「SEASON3」の制作が発表された際の率直な感想は?
原さん 第1作目が終わり、「へやキャン△」や「SEASON2」、映画の発表があったので、山盛りだ!と突き進んでいましたし、劇場版で一区切りなんだろうな……と思い込んでいたので、まさかの「SEASON3」ですし、そんなぜいたくなことが!と驚きつつ、すごくうれしかったです。予想だにしていないビッグサプライズという感じでした。
豊崎さん 「SEASON2」と映画の後も終わったという感じが全然しなくて。必ずどこかで続きがある予感がしていました。確証はないけど、また会えるだろうなと思っていたので、驚きというよりは「ぜひ」みたいな感じでした。またお届けできるのは、本当に幸せなことです。皆さんが応援してくださったおかげですし、作品を一緒に愛してくださって感謝しています。
高橋さん 「ゆるキャン△」はなぜだか続きそうな気持ちが心のどこかにありました。ただ、スタッフさんのインタビューを読み、全力で作品を作っていることを知っていますし、「続きやってくださいよ」とは気軽に言えないところもあって……。待ってました!とかみ締めるような喜びがありました。
高橋さん みんなで一緒に収録できたことがうれしかったです。
原さん 「“野クル”が戻ってきた!と思ってもらえるようにお願いします」と言われ、“いつもの感”を出そうとしました。でも、それは意気込まない方が出るんじゃないか?と意気込みつつも、意気込みを出さないようにリラックスしなきゃと、気合を入れつつ、気合が出ないようにする。すごく複雑なバランスで臨みました。
豊崎さん 「SEASON3」から京極義昭監督から登坂晋監督にバトンタッチしました。京極監督のメッセージを読ませていただき登坂監督の意気込み、温かい言葉もいただいた上で収録に参加し、私たちキャスト陣も楽しく、相変わらずの雰囲気で演じることができていると思います。「ゆるキャン△」は、スタッフの皆さんがロケハンをして、その写真をアフレコ現場で見せてくださって収録をしています。キャラクターデザインもより原作に近付き、今までのゆるキャン△らしさを存分に引き継いだ上での「SEASON3」をみんなで作っていきましょう!という思いを感じています。
高橋さん 今回のキャラクターデザインは、みんな眉毛が前髪の上にあるんですよ! 実は原作もそうなんですよね。
原さん 原作をずっと読んでいるので、スッとなじめました。
豊崎さん 原作に近いキャラクターデザインだからこその魅力もたくさんあって、どちらもすてきな「ゆるキャン△」の世界観だと私は思います。千明に関しては、以前よりもいろいろな顔をするようになったかな?
原さん 表情筋がどんどん豊かになっていますよね。
高橋さん ハンバーグを焼いていました! スタジオの給湯スペースで焼いてくださっていたんです。
原さん 作中で綾乃ちゃんが持ってくるハンバーグがあって、そのモデルとなった冷凍のハンバーグを用意していただいたんです。
豊崎さん 収録の後半くらいから、ブースの扉を開けると、いいにおいがしていました。
高橋さん 先に収録が終わった奈央さん(志摩リン役の東山奈央さん)も、キッチンに入って手伝ってくださってましたよね。すごくおいしかった!
原さん スタジオで調理するのは初めてでしたよね。作中でキャラクターたちが食べるものは、できる限り食べて、演技をしてほしいと言っていただいていて、第1作目の時は、信玄餅とかも食べました。
原さん 正直に言いますと、あります……(笑い)。誤解があるかもしれませんが、お酒はまだ飲んでないですよ(笑い)。
原さん 冷静に考えたら、私たちは、ハンバーグは関係なかったのですが、便乗しました(笑い)。信玄餅の時は、そうか、このモミモミね……とニュアンスに生かさせていただきました。元は強すぎたかな?みたいに(笑い)。
豊崎さん 現実世界とつながっている「ゆるキャン△」だからこその楽しみ方ですよね。私もキャンプ行った時、リンちゃんのホットサンド豚まんを実践してみたり、実際に味わえるものがたくさんあるのも魅力の一つだと思います。山梨や静岡などのスポットもたくさん登場するので、行かれた時はぜひ楽しんでほしいですね。
原さん 地元の皆さんも協力してくださっていますし。ありがたいですしね。
豊崎さん 地元の方々に喜んでもらえるのも、恩返しの一つですし、うれしいです。「SEASON3」もいろいろな場所が出てきます。
高橋さん キャンプにはなかなかいけなくても、『SEASON2』の時、おうちでいい香りのキャンドルをたきながら、見て、五感を満たしながら楽しんでいました。おうちが一瞬でキャンプ場になるんですよ。
原さん 「SEASON3」で、なでしこ、リンちゃん、綾乃ちゃんチームと、私たち3人でチームに分かれることが多く、リンちゃんがいると、しっとりするんですよ。こちらのキャンプは非常に騒がしい。誰のせいだか分からないんですけど(笑い)。「ゆるキャン△」と同じようなキャンプ体験をしたいなって思った時、ご自身の性格に合わせて選んでいただけたらなと思います。私はちゃんとやろうとしても多分、ワチャワチャになると思うのですが。
高橋さん めちゃめちゃいいですよね。合わせぜりふがやりやすいんです。
豊崎さん ツッコミだったり「やったー!」「おー!」などの合わせぜりふが多いですよね。打ち合わせせずに、そのままぴったり合う感じなんです。
高橋さん 映像のリアクションで、例えば動きが二つあった時、音を一つ入れるのか?二つなのか?みたいな温度感、リズム感がすごく近いんですよね。変なところで気を使って、譲り合いとかではなく、心地よさを極めていったら、完成するようにも感じています。
原さん 台本を読んで、何となく想像できるから、分からないから何パターンか用意してこうみたいなことはあんまりないかもしれません。もちろん想像を超えることもあるのですが、何やっても受けとめてくれる信頼感がありますし。
豊崎さん コロナ禍の時、少人数での収録で一緒にできなかった時も想像しながらやっていましたしね。自分の頭の中でみんなの声が鳴っていて。原作を読んでいると、頭の中で再生できるんです。
豊崎さん 小学生の頃、犬を飼い始めて、家族みんなでキャンプによく行っていました。大学生になってから、音楽フェスが好きで、キャンプできる音楽フェスに遊びに行ったりするようになり、仕事を始めてからギアをちょこちょこ集め始めました。第1作目のオーディションのお話をいただいたとき前からキャンプをやっていたので、絶対やりたい!と思いながら受けさせてもらいましたし、すごく思い入れも強い作品です。餃子坦々鍋やホットサンド豚まんなど「ゆるキャン△」のメニューもいろいろ食べています。
豊崎さん 無限にあります(笑い)。最近買って、一番活躍しているのはマルチグリドルという鉄板で、手入れがすごく楽なんです。キャンプは洗い物が大変なんですけど、キッチンペーパーで拭くだけで、汚れが取れるんです。いろいろなものを作るのが楽しいです。使っているテントがもう10年以上たっていて、いよいよ買い替えないといけなくなり、いろいろ見ています。テントはキャンプのベースになるから、10年レベルで使える住まいにしたいですし、なかなか決まらなくて……。
原さん 子供の頃、家族で行ったことはありますが、素人です。YouTubeの番組で「ゆるキャン△」のキャンプ飯を作る体験をさせていただいたことはあります。
高橋さん 私は小中学生の頃、子ども会のような地域の集まりでのキャンプが好きでした。本来小学生対象のキャンプなのですが、中学生になるとお手伝い係なら来ていいと言われ、それでも行っていました。恵那ちゃんの役どころも大きいと思うのですが、今は人に誘われて行くグランピングが一番楽しいですね。
原さん 千明的な観点から言いますと、出てくるといっぱいしゃべっています(笑い)。リンちゃん、なでしこ、綾乃ちゃんチームのちょっとしっとりした雰囲気と私たち3人は対比的に描かれているような気もしますしね。「SEASON2」までの「ゆるキャン△」の空気感をすごく引き継いでいて、今まで通りの楽しみ方ができる作品になっていると思いますので、ぜひぜひ期待してお待ちいただければと思います。本当に楽しい作品になっています。応援よろしくお願いいたします。
豊崎さん 皆さんのおかげで「SEASON3」をお届けできて、感謝の気持ちでいっぱいです。今までの「ゆるキャン△」のよさをふんだんに詰め込みつつも、新しい風を感じていただける場面もたくさんあります。癒やしと飯テロにあふれた作品になっていますので、ぜひ引き続き、応援して楽しんでいただけたらうれしいです。
高橋さん 映画で、未来の彼女たちを一度見たからこその楽しみも感じていただけると思います。こんなふうに日常を積み重ね、選択をし、彼女たちはあんな大人になったんだろうな……と。「SEASON3」のキャンプも、皆さんの日常を彩ってくれるはず。ぜひ楽しんでください!
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