宮田愛萌:2作目の小説は締め切り守れず?「担当さんには本当にご迷惑を」 「日本文学科に興味をもって」と切願も 

自身2作目の小説「あやふやで、不確かな」の発売記念取材会に出席した宮田愛萌さん
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自身2作目の小説「あやふやで、不確かな」の発売記念取材会に出席した宮田愛萌さん

 文筆家、タレントの宮田愛萌さんが4月26日、ブックファースト新宿店(東京都新宿区)で開催された、自身2作目の小説「あやふやで、不確かな」(幻冬舎)の発売記念取材会に出席した。今作の執筆は、昨年10月~今年1月にかけて行ったという宮田さん。「本当は11月末が締め切りだったのですが……(編集)担当さんには本当にご迷惑をお掛けしました」と頭を下げた。

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 今作は、4組の男女それぞれが抱える恋心を描いた恋愛連作短編。宮田さんは「(登場人物の一人の)成輝の気持ちがどうしても分からなくて。成輝とケンカしながら、追い詰められながら書きました」と執筆の苦労を語り、「一日で30文字しか書けず、200文字消した日もあれば……」と苦笑いした。

 作家としての今後の展望を聞かれると「恋愛ものを書くのが初めてだったので、もう少し大人になってからも書いてみたいです。自分の年齢が変わってからだとまだ変化もあると思うので」と声を弾ませた。

 またタレント業では「“本って楽しい”ということを、私の活動を通してもっと知っていただきたいです。あとはもう少し、日本文学科に興味をもってくれないかなって(笑い)。日文科出身と言ったら『あ~』じゃなくて『えー!』って言われるようになりたいです」とほほ笑んだ。

 最後に今作について「恋愛小説ですが、コミュニケーションって難しいよねというテーマで書きました。軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです」とアピールした。価格は1760円。

 宮田さんは1998年4月28日生まれの25歳。国学院大卒。2023年にアイドルグループを卒業後、文筆家としてエッセー、短歌などジャンルを問わず活動している。


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