名探偵コナン 100万ドルの五稜星:公開22日で興収100億円突破 シリーズ史上最速の大台 2作連続は初の快挙

「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」のビジュアル(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」のビジュアル(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第27作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が、4月12日の公開から22日間で興行収入が100億円を突破したことが分かった。5月3日付けで、興行収入が105億円、観客動員数が732万人を突破した。

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 同作は、公開3日間で興行収入が約33億5000万円、観客動員数が約227万人を記録し、昨年4月に公開され、同シリーズの劇場版の最高興行収入となる約138億円8000万円を記録した第26弾「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」を超えるロケットスタートを切った。

 シリーズアニメの興行収入が2作連続で100億円を突破するのは、邦画史上初の快挙となった。公開から22日間での大台となる100億円突破は、24日間で達成した前作「黒鉄の魚影」より2 日早く、同シリーズでは史上最速の記録となった。

 「100万ドルの五稜星」は、北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届き、キッドが幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀・星稜刀を狙う。西の名探偵・服部平次と江戸川コナンたちも、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見破り、追い詰める。永岡智佳さんが監督を務める。原作でもまだ明かされていない“とある秘密”が描かれているといい、ネタバレを避けるために公開前に試写会を開催しないことも話題になった。

 「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。劇場版のシリーズ累計興行収入は1180億円を突破している。原作の累計発行部数は全世界で2億7000万部以上。劇場版シリーズの累計観客動員数が1億人を突破したことも話題になっている。

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