アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さんの卒業コンサートが5月12日、東京ドーム(東京都文京区)で行われ、山下さんがかつてセンターを務めた“幻の楽曲”が披露され、話題になった。
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11日から2日間にわたって開かれた卒コンのセットリストは、山下さんが考案した。中でも山下さんが「絶対セットリストに入れたかった楽曲」として披露したのは、「初恋ドア」(2019年)だった。同曲は、AKB48グループと坂道グループがタッグを組んだ若手ドリームチーム「坂道AKB」の楽曲で、山下さんがセンターを務めた。
だが、MVを撮影して以降、一度も披露する機会がなかったといい、この日の披露前には「幻の楽曲」と紹介された。また、山下さんは「(この曲を聴くと)当時未熟だった自分を思い出す」といい、「今の乃木坂46の中で、これからもっと、より今以上に輝いてほしなってメンバーを私が選ばせていただいて、そのメンバーでのユニット曲として披露します」と紹介した。
そして、“新4期生”の黒見明香(はるか)さん、佐藤璃果さん、林瑠奈さん、松尾美佑さん、弓木奈於さんと共にパフォーマンスを披露した。
懐かしい楽曲披露に、SNSでファンからは「初恋ドア来ちゃったよ」「初恋ドア懐かしい!!」「さすがに叫んだわ」「新4期のメンバーと披露はなんか熱い!!!」「坂道研修生の経験がある新4期に坂道AKBの曲を当ててくるのは、山下先生、よくわかっていらっしゃる」といったコメントが上がった。
山下さんの卒業コンサートは、2日間にわたって開催され、アンコールを含め計64曲を2日間で披露。約10万人を動員、オンライン配信も行われた。乃木坂46でメンバー個人に焦点を当てた“卒業コンサート”は、昨年5月に同じく東京ドームで行われた齋藤飛鳥さんの卒コン以来、1年ぶり。