福山潤:「ガンダム」シリーズへの熱い思い 「SEED FREEDOM」出演は「早口でよかった!」

「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつに登場した(左から)福田己津央監督、福山潤さん、保志総一朗さん
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「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつに登場した(左から)福田己津央監督、福山潤さん、保志総一朗さん

 人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のフィナーレ舞台あいさつが5月18日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開催された。アルバート・ハインライン役の福山潤さんがフィナーレにして初めて同作の舞台あいさつに登場。福山さんは「∀(ターンエー)ガンダム」「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-」などにも出演経験があり、「『ガンダム』というタイトルだけで、僕らの世代の男の子には絶大なもので、僕も『ガンダム』に関わりたくて、声優の道にいったと言っても過言じゃないくらい大きなシリーズなんです」と「ガンダム」シリーズへの思いを語った。

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 福山さんは「僕は小学校の時に『ガンダム』が好きすぎて、作文で『将来は科学者になってガンダムを作る』と書いたんです。『ガンダム』を作ることができたので、夢がかないました。やっぱりスペシャルですね」と感慨深げ。

 福山さんが演じるアルバート・ハインラインは、新造戦艦ミレニアムの技術全般の責任者、とてつもなく早口なキャラクターで「今回に至っては、僕はただ早口というところでピックアップしていただいたので、早口でよかったな!と思わせていただいたりとか」と出演を喜んだ。

 この日は、キラ&カガリ生誕記念あいさつ、フィナーレ舞台あいさつが開催され、全国の335館の劇場でライブビューイングも実施された。キラ・ヤマト役の保志総一朗さん、ラクス・クライン役の田中理恵さん、アスラン・ザラ役の石田彰さん、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘さん、福田己津央監督も登壇。登壇を予定していたシン・アスカ役の鈴村健一さんは体調不良によって、登壇を見合わせることになった。

 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズは、「機動戦士ガンダムSEED」が2002年10月~2003年9月に放送され、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が2004年10月~2005年10月に放送された。「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。

 5月18日付けで興行収入が47億円、観客動員数が280万人を突破するなど大ヒットしており、1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新したことも話題になった。

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