解説:ガンプラ新商品一挙発表 アカツキ(オオワシ装備) “懐かしいようで新しい”リバイバルキットも

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のオオワシ装備のアカツキガンダムのガンプラ「RG 1/144 アカツキガンダム(オオワシ装備)」
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「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のオオワシ装備のアカツキガンダムのガンプラ「RG 1/144 アカツキガンダム(オオワシ装備)」

 バンダイスピリッツから10~12月に発売されるガンプラ(プラモデル)の新商品が一挙に発表されたことが話題になっている。いずれも5月に静岡で開催された模型の展示会「第62回静岡ホビーショー」で発表されたものではあるが、詳細が明らかになった。注目の新商品を解説する。

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 ◇シラヌイパック!?

 新商品の中でも特に注目を集めたのが、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するオオワシ装備のアカツキガンダムのガンプラ「RG 1/144 アカツキガンダム(オオワシ装備)」だ。3種のゴールドメッキを施したガンプラで、全身の輝きを際立たせる多面形状造型によって、光の反射角度を調整し、ヤタノカガミのきらめくコーティングを表現した。12月に発売。価格は8800円。

 別売りの「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」との互換性もあり、ゼウスシルエットを装着できるのも大きなトピックだ。なお、ゼウスシルエットの装着には今後、バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で販売予定の「RG 1/144 アカツキガンダム用シラヌイパック(仮)」に付属するゼウスシルエット接続パーツが必要になるという。

 さりげなく“シラヌイパック”という新商品も発表されたことが、SNSをザワつかせた。“シラヌイパック”の詳細は発表されておらず、続報が期待される。

 ◇人気のデスティニーSpecII

 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のガンプラ「HG 1/144 デスティニーガンダムSpecII&ゼウスシルエット」が11月に発売されることも発表された。デスティニーガンダムSpecIIと超大型武装のゼウスシルエットのセットを「HG」シリーズで立体化する。価格は7920円。

 ゼウスシルエットは単独でMA形態に変形。全長50センチを超える大ボリュームの本体は付属のアクションベースでディスプレーできる。

 デスティニーガンダムSpecIIは、クリアカラー版が劇場先行で販売されていたが、通常版がついに発売されることになった。人気MSということもあり、発売を待ち望んでいたファンも多かったようだ。

 ◇「復讐のレクイエム」も

 1980年に発売されたアニメ「機動戦士ガンダム」の初代ガンプラ「1/144 ガンダム」のリバイバルキット「ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)」も話題になっている。

 ガンプラの45周年を記念した商品で、レトロ感あふれるフォルムに、ガンプラの進化の過程で培った技術を詰め込んだ。イロプラ、タッチゲート、スナップフィットなどの技術が盛り込まれている。“懐かしいようで新しい”ガンプラになるようだ。

 「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」のガンプラ「HG 1/144 ガンダムEX(復讐のレクイエム)」「HG 1/144 ザクII F型 ソラリ機(復讐のレクイエム)」(バンダイスピリッツ)が10月に発売されることも発表された。価格は各2090円。

 同作は、シリーズ第1作「機動戦士ガンダム」の一年戦争のヨーロッパ戦線に焦点を当てた3Dのオリジナルアニメで、今秋にNetflixで世界独占配信される。

 ガンダムEXは、戦後の混乱で全ての開発資料が破棄されたため、詳細不明の機体。全身のディテールや形状を再現する。ザクII F型 ソラリ機は、ディテールや汚し表現を144分の1スケールで高密度に表現する。

 ◇話題のズゴックは?

 「第62回静岡ホビーショー」では、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」に登場するズゴックのガンプラ「HG 1/144 ズゴック(仮)」が発売されるが発表されたが、今回の新商品には含まれていない。

 同商品のパッケージをユーザー投票で決める企画が7月に実施されることが発表されているが、発売時期などの詳細はまだ分かっていない。

 劇中でズゴックは、アスラン・ザラが乗るインフィニットジャスティスガンダム弐式の姿を隠すための仮初の姿として登場した。ズゴックの中からインフィニットジャスティスガンダム弐式が現れるギミックがあるのか? 期待しているファンも多く、続報が楽しみだ。

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