ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の橋本悠さんのラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「2.5次元の誘惑(リリサ)」が、7月5日午後10時半からTOKYO MX、テレビ神奈川、テレビ埼玉、千葉テレビ、テレビ愛知、MBS、テレQ、BS11、AT-X、アニマックスで順次放送される。ヒロインの一人の天乃リリサを演じるのが前田佳織里さんだ。「大きなターニングポイントになった作品」と熱い思いを語る前田さんに、同作の収録について聞いた。
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「2.5次元の誘惑」は、現実の女性に興味がなく、2次元のキャラクター・リリエルを愛するマンガ研究部部長の奥村正宗が、「リリエルになりたい」という3次元女子・天乃リリサと出会い、コスプレーヤーの情熱や思いに触れ、苦難を乗り越え成長していく姿を描いている。2019年に「少年ジャンプ+」で連載をスタートした。
原作はアニメ化が発表される前から人気を集めていた話題作だ。美少女キャラクターが印象的な作品ではあるが、前田さんが「スポ根なんです」と熱弁するように、熱さが大きな魅力になっている。
「絵柄がすごくかわいくて、最初はラブコメ要素がちょっと強めなのかな?と思っていたら、まさにジャンプでスポ根なんですよね。本当に情熱的な作品です。“好き”を追い求めるということは何か? 好きなものに本気になるとは?と教えてくれる深い作品です。私はスポ根が大好きなんです。人生を変えてくれたのが『はじめの一歩』ですし。『にごリリ(同作の略称)』も王道な作品です! それに絵がとにかく可愛くて、きれいです。女の子の描写の線の柔らかさが美しいですし、それぞれのキャラクターの骨格や体形も細かく描かれていて可愛いです」
前田さんが演じるリリサは、マンガやアニメが大好きな高校1年生。中学時代に初めて参加したイベントをきっかけに、リリエルへの愛をコスプレで表現しようとするようになる。おとなしそうにも見えるが、熱い思いを秘めている。
「最初の登場シーンはちょっと控えめなのですが、それは彼女の一部分で、熱血度合いは少年を演じているつもりで臨んでいます。少年のような熱い気持ちでせりふにぶつけるシーンも多く、もちろん可愛いところも持ち合わせてはいるのですが、中身はジャンプ作品の主人公のようなところを大切にしようとしています。リリサがすごいのは、“好き”という熱い気持ちを発すると、周りが動いてくれて、周りを動かす力を持っているところです。周りの心を動かせるくらいの熱さがありますし、自分がやりたいことに突き進んでいく格好よさもあります。可愛くもあるのですが、格好いいというところが強いですね」
「私もつらい時、アニメやマンガに力をもらい、2次元に救われた経験があります」という前田さんは、熱いリリサを熱く演じている。
「熱血キャラだと思って演じているところもあります。作品から伝わってくるメッセージがあり、一つ一つのせりふが重いシーンもいっぱいあるので、自分も本気でぶつからないとそれが伝わりません。全力でやらせていただいていて、収録の後は汗まみれになっています(笑い)。収録をしながら、青春を味わわせてもらえているようにも感じています」
奥村のことをいちずに思い続ける人気モデルの橘美花莉、新星レイヤーとして注目を集めるノノア(乃愛)ら個性的なキャラクターも続投と登場する。
「一人一人のキャラクターが丁寧に描かれていますし、それぞれの思いがすごくリアルです。美花莉ちゃんの奥村先輩に対する思いなど“好き”にもいろいろな種類があって、お互い認め合っているところがすごくいいですよね。それぞれ信念があり、それぞれコスプレをなぜ始めようと思ったかも違います。『にごリリ』は人生!と言っても過言じゃないくらい、人生を学べます」
インタビュー(2)に続く。
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