“アクティブシニア”は80代?! 志願者・合格者ともに増加~「漢検」受検データ年齢別集計で判明〜

80代志願者数・合格者数
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プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202407244080

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認知症予防やコミュニケーションに役立つと 高齢者施設も注目

2024年7月30日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会

 「日本漢字能力検定 、(以下、漢検)」を主催する公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事 理事長:山崎信夫、以下、当協会)は、2023年度第3回の漢検受検データ、および2023年度年間志願者数・合格者数を2024年5月に公開しました。

 当協会では、2007年度より漢検の級別志願者数・合格者数(受検データ)を、回ごとに集計し公開しています。

80代の合格者は前年から17%も増加

 2023年度の年間志願者数は1,415,116人、合格者数は790,425人でした。前年度と比べると志願者数、合格者数ともに減少したものの、年代別に集計したところ、80代は志願者数110.3%、合格者数117.0%と増加していることがわかりました。 <年代別2023年度 漢検志願者数・合格者数>

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244080-O4-fAtaj5m6

※1:年齢記載無の志願者

 漢検は小学校1年生で習う漢字を対象とした10級から、常用漢字2,136字すべてを対象とした2級、常用漢字表外の漢字を含んだ約6,000字を対象とした1級まで、12段階の級を設定しています。受検する級に年齢制限はなく、いつでも誰でもどの級からでも挑戦できるため、現在までに3歳から103歳までのべ5,000万人を超える人に受検いただいています(※2)。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244080-O2-d154e81Z

 当協会では2017年から5年をかけて、京都大学との共同研究プロジェクトを行い、漢字能力が脳機能の発達・維持に及ぼす効果を科学的に検証しました。その結果、手書きの習慣の多い人と少ない人を比べると、1年後の認知機能テストの点数に有意な差がありました。このこともあり、近年では、漢検を手書き機会として認知症予防につながると考え、レクリエーションの一つとして漢検の団体受検(※3)を取り入れる高齢者施設も見られます。2023年度最年長合格者(96歳)の方も、デイサービスで受検された方でした。仕事や趣味などに意欲的で、健康意識も高い活発な高齢者を定義する“アクティブシニア”とは、一般的に65~75歳の前期高齢者を指すようですが、80代の方たちもアクティブシニアと呼ぶにふさわしい結果です。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407244080-O3-h9P0FgNv

※2:1992年度からの志願者数推計

※3:団体受検とは、学校や塾・企業などの団体で志願者を10名以上集め、まとめて申し込みを行う方法で、検定会場によって「準会場受検」と「団体公開会場受検」の2つに分かれます。

【漢検受検データについて】

 ▼年間志願者数および合格者数の推移

  https://www.kanken.or.jp/kanken/investigation/transition.html

 ▼年度・回ごとの級別志願者数・合格者数

  https://www.kanken.or.jp/kanken/investigation/result.html

【法人概要】

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103726/202407244080/_prw_OT1fl_3mt7r0OJ.png

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