悪役令嬢転生おじさん：テレビアニメが“スーパーアニメイズムTURBO”で2025年1月スタート　おじさんが悪役令嬢に転生！？　声優に井上和彦、M・A・O

　「月刊ヤングキングアワ－ズGH」（少年画報社）で連載中の上山道郎さんのマンガ「悪役令嬢転生おじさん」がテレビアニメ化され、MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズムTURBO」で2025年1月から放送されることが分かった。毎週木曜深夜0時26分の放送枠で、MBS・TBS系28局全国同時放送される。52歳のおじさんが交通事故に遭い、乙女ゲームの世界に転生するというコメディーで、井上和彦さんが転生する主人公・屯田林憲三郎、M・A・Oさんが憲三郎が転生する悪役令嬢のグレイス・オーヴェルヌをそれぞれ演じることも発表された。

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　同作は、おじさん×異世界転生×悪役令嬢がテーマのコメディー。52歳の真面目な公務員、屯田林憲三郎が交通事故に遭い、乙女ゲーム「マジカル学園ラブ＆ビースト」の世界の悪役令嬢、グレイス・オーヴェルヌに転生する……というストーリー。悪役令嬢として振る舞うことを決意する憲三郎だったが、親目線の発言と庶民的な言動を優雅なものに自動変換する能力“優雅変換（エレガントチート）”が発動し、意図せずゲーム攻略対象のイケメンたちとフラグが立ちまくることになる。コミックス最新7巻が8月5日に発売される。

　アニメは、竹内哲也さんが監督を務め、入江信吾さんがシリーズ構成、松苗はる香さんがキャラクターデザインを担当する。亜細亜堂が制作する。憲三郎とグレイスが描かれたティザービジュアル、ティザーPVも公開された。

　井上さんは「純粋で真っすぐなおじさんが素直に出せたらと思います。でも、このおじさん、よく考えたら僕よりずーーっと若いんですよね。なので、おじさんおじさんと考えずに真っすぐに演じたいと思います（笑い）」とコメントを寄せている。

　M・A・Oさんは「悪役に徹するつもりが、結果的に好感度がアップしてしまう！というコミカルな部分を意識しつつ、『エレンガントチート』で表現される優雅で気品のある雰囲気や、本来の高圧的な悪役令嬢グレイス様とのギャップもしっかりお届けできるよう、精いっぱい演じさせていただきます！」と意気込みを語っている。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：竹内哲也▽シリーズ構成：入江信吾▽キャラクターデザイン：松苗はる香▽モンスターデザイン：宮本雄岐▽プロップデザイン：ヒラタリョウ▽美術設定：大原盛仁▽美術監督：和田千帆▽色彩設計：のぼりはるこ▽撮影監督：村山琴実▽編集：松原理恵▽音楽：田渕夏海、土田美咲、田中津久美、阿部玲子、澤田佳歩▽音響監督：亀山俊樹▽アニメーション制作：亜細亜堂

　◇キャスト（敬称略）

　屯田林憲三郎：井上和彦▽グレイス・オーヴェルヌ：M・A・O