福田晋一さんの人気マンガを実写ドラマ化した「その着せ替え人形は恋をする(着せ恋)」(MBS・TBS)の第3話が10月22日深夜に放送された。
▽以下、ネタバレがあります
原作マンガは、2018年から「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載中。クラスの人気者のコスプレ大好きなギャル高校生・喜多川海夢(まりん)と、ひな人形の顔を作る「頭師」を目指して修業中のクラスメート・五条新菜(わかな)がコスプレ衣装作りをきっかけに、距離を縮めていくラブコメディー。海夢を永瀬莉子さん、新菜を野村康太さんが演じている。MBSでは毎週火曜深夜0時59分、TBSでは同深夜1時28分に放送中。
第3話では、コスプレイベントまで2週間と迫る中、新菜は衣装を仕上げなければならないと焦っていた。そんな中、祖父の薫(山田明郷さん)が腰を痛めてしまう。中間テスト期間に突入してしまい、薫の世話にテスト勉強、そして衣装作りと、次第に追い詰められていく。
頭師の練習もできない日々が続き、自分の中途半端さに落胆してしまうが、海夢の喜ぶ顔が見たい一心で気持ちを持ち直し、イベントまでになんとか衣装を作り上げようとする。一方、追い詰められた新菜を心配して何度も連絡する海夢だったが、衣装作りに没頭する新菜から返信が来ないまま、イベント当日を迎える。
新菜は、海夢が大好きなキャラ「雫たん」のコスプレ衣装を完成させていた。海夢は喜びつつも、大変な思いをさせてしまったと涙する。そんな海夢に、新菜は「雫たん」を研究したメークを施す。そして2人でコスプレイベントへ向かった。
多くのカメラマンから撮影され、大満足の海夢。イベント終わりに連日の衣装作りの疲れでウトウトする新菜は「喜多川さん、とても綺麗(きれい)でした」と寝言のようにつぶやいた。新菜にとって特別な「綺麗」という言葉に、海夢は心動かされるのだった。
SNSでは視聴者から「五条君の熱い思いだったり、海夢ちゃんの好きなコスをして楽しんでいる姿がキラキラしてまぶしかった」とのコメントや「雫たんコス可愛かった」「雫たん可愛い仕上がり!」と海夢のコスプレ姿に反響の声が上がっていた。