細田守監督:4年ぶり新作「果てしなきスカーレット」2025年冬公開 王女が主人公の時空を超えた作品 東宝、ソニー・ピクチャーズ全世界配給

細田守監督の劇場版アニメ最新作「果てしなきスカーレット」のビジュアル(C)2025 スタジオ地図
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細田守監督の劇場版アニメ最新作「果てしなきスカーレット」のビジュアル(C)2025 スタジオ地図

 劇場版アニメ「時をかける少女」「サマーウォーズ」「竜とそばかすの姫」などで知られる細田守監督の約4年ぶりとなる新作劇場版アニメが制作されることが12月23日、明らかになった。タイトルは「果てしなきスカーレット」で、2025年冬に公開される。新作は、細田監督が脚本・原作を手掛け、とある国の王女が厳しい世界を旅するストーリーになるという。主人公となる王女・スカーレットが描かれたティザービジュアルが公開された。

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 同日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われた製作報告会で発表された。新作は、新たな試みとして、東宝、ソニー・ピクチャーズによる全世界配給となる。東宝が日本、ソニー・ピクチャーズが日本以外の世界の国と地域の配給を担う。

 報告会に登場した細田監督は、新作について「これまでの作品の中で、最も大きなテーマを描く。あらゆる人に共通する、普遍的な、誰しもが持っている気持ちを映画の中で表現したい。関係のない人が世界にいないようなテーマに挑む」と、挑戦的な作品となることを明かした。タイトルの「果てしなきスカーレット」については、「時空を超えた作品になる。時空を超えると言えば『果てしなき』という言葉が浮かんだ」と説明した。

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