2024年はグラビアを中心にドラマでのヒロイン役や、女性ファッション誌「non-no(ノンノ)」(集英社)の専属モデル(ノンノモデル)に就任と幅広い活躍を見せた菊地姫奈さん。「いろいろな経験をさせてもらったなと思っています」と振り返る。2025年は初の主演映画の公開や3冊目の写真集の発売が控える菊地さんに、今後への抱負などを語ってもらった。
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菊地さんは2004年10月19日生まれの20歳。「ミスマガジン2020」でミス週刊少年マガジンを受賞してから、すでに5年。グラビア界では、“令和最強のグラビアクイーン”などと呼ばれるほどの絶対的地位を築き上げた。
グラビアに出会う前の自分を「性格的にも、どこかぼ~っと生きていた部分はある」と認める菊地さん。
「でも、グラビアを始めてから『次はこれをやりたい、あれをやりたい』と、いろいろな経験をさせていただいたからこそ、どんどん意欲が出てきて。『生きているってこういうことなのかな?』と思えるようにもなりました」
2025年3月には、サード写真集が発売されることが決まっていて、まだまだグラビア界での活躍を約束する。
「ファンの方々が私のことを忘れない限りは私も全力で応えていきたいですし、『飽きないでね、目移りしないでね』って(笑)」
そんな菊地さんにとって、2024年の“ノンノ加入”はどんな意味があったのか。専属モデル就任は本人にとって「まさか」の出来事だったと言うが……。
「まさかファッション誌の専属、しかもノンノさんでモデルをやらせていただけるとは思っていなかったので、お話いただいたときはすごく驚きました。実際に現場に行ってみると皆さんが本当に温かくて、毎回撮影も楽しくて。元々ファッションやコスメはすごく好きだったので、より勉強する機会が増えて、自分自身トレンドにも敏感になって、美意識も高まったのかなと感じています」
グラビアとはまた違った表現が必要とされ、「日々学びも多くて、新たな発見をさせてもらっているなと思っています」とも明かす。
「自分の中で写真をたくさん撮ってもらってきたという思いがあったので、うまくできるんじゃないかとちょっと期待しちゃっていた部分もあったのですが……。実際には撮り方も全然違って、最初はすごく苦戦しました。同じ水着の撮影でもグラビアとファッションでは見せ方も変わってくるので、悩んだりもしましたが、グラビアとモデル、両面を皆さんに見せていけることがすごくうれしいですし、二つとも楽しんでいただけたらなと思っています」
ファンも驚いた“ノンノ加入”。菊地さんにとっては新たな経験が刺激にもなっている。
「私の武器って何?と考えたときに、『やっぱりボディーの部分かな』とも思ってもいるので、自分がいちばん得意としている、これなら負けないぞって部分で勝負してきたいし、私にしかできないファッション、モデルとしての見せ方をもっとやっていけたらなと思っています」
改めて2024年について「この活動を始めて、5年の中でいちばん演技のお仕事をさせていただけた1年。勉強もすごくできましたし、自分自身が成長できた1年だったかなと思っています」と話す菊地さん。
その中には、2025年春公開予定の初主演映画「V.MARIA」(宮崎大祐監督)の撮影も含まれる。
「主演は一つの夢でもあったので、まさかかなうとは思っていなかったので、うれしかったですし、タイトなスケジュールの中での撮影だったのですが、だからこそ集中して臨めて、すごく勉強にもなって。主演を務めることの責任感も初めて感じて、ちょっとずつではあるのですが、日々、成長できているんじゃないかという実感もありました」
演技面で今後、挑戦してみたいジャンルは「ホラー」だという。
「私、昔から怖いものが大好きで、毎シーズン夏とか、年末とかテレビで恐怖映像を集めた特番とかありますが、あれが大好きすぎて。録画して何回も見返したり、ホラーマンガとかもすごい集めていて、小さいころから大好きなジャンルが『ホラー』なので、いつか出てみたいなと思っています」