アイドルグループ「日向坂46」が11月19日、国立代々木競技場 第一体育館(東京都渋谷区)で全国ツアー「日向坂46 ARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』」の東京初日公演を開催。ライブ本編終了後、人気メンバー河田陽菜さんの卒業セレモニーが行われ、河田さんが約8年間のアイドル活動に幕を下ろした。
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スタージでは、前身グループ「けやき坂46」から「日向坂46」まで、河田さんの軌跡を振り返るVTRが上映。後輩の藤嶌果歩さんは「河田さんがいるだけで心が癒やされる」と話し、同期の金村美玖さんも「どんな人も否定しないひなが大好き」と優しい人柄を語った。
純白のドレスに身を包んだ河田さんは、約10分にわたってスピーチ。「アイドルとして過ごした約8年間、かけがえのない時間を過ごすことができました。この活動をしていなかったら、出会えていない感情がたくさんあったと思います。加入してからは、信じられないくらい泣いてばかりで、ご迷惑をたくさんおかけしたと思います。でも、その度に誰かが必ず、手を差し伸べてくれました。1人じゃなかったから、ここまで進んでくることができました」とメンバー、スタッフ、ファンに感謝。
途中で涙ぐみ「人と比べてしまうこともあったり、自信もなくしてしまうこともありました。でも、自分は自分でしかなくて、河田陽菜を受け入れるようになってからは、自分らしく活動できるようになったなぁと思います。皆さんも、人生の中で、私には計り知れないくらい、大変なこともあると思います。そんな時、日向坂がそばにいられたら、うれしいです。どんな時も無理せずに過ごしてください」と呼びかけた。
そして「今思い出すのは楽しい記憶ばかりです。本当にアイドル人生、楽しかったな。日向坂でいられて幸せでした。これからも日向坂46を愛してください」と締めくくった。
セレモニーのラストで「おひさま」(日向坂46ファンの愛称)から「ひなちゃん、大好きー」と声が飛び、河田さんは「本当に皆さんのおかげで楽しくライブを終えることができました。本当にみんなありがとう」と改めて深く感謝。大きな愛に包まれながら、卒業の日を迎えた。