XELA Robotics、統合技術のマイルストーンを達成し 2026年のテクノロジーロードマップを発表

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プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202512120935

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2026年1月にラスベガスで開催される「CES 2026」にて最新技術を展示・実演

2025年12月17日

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XELA Robotics株式会社

2025年12月17日 東京 - 先進的な3D触覚センサー技術を提供する XELA Robotics株式会社(本社:東京都、以下XELA Robotics)は、同社の「uSkin®」センサーを、人間レベルの把握・操作が可能な5本指の人間型ロボットハンド「Tesollo DG-5F」へ統合することに成功したことを発表します。商用オーダーの受付は、2026年度第1四半期後半より開始される予定です。

また、XELA Roboticsの2026年に向けた技術ロードマップには、センサーの「小型化」「高速化」「スマート化」が含まれています。その一例として、センシングポイントのサイズを従来の約4mm×4mmから2.5mm×2.5mmへと縮小し、より高密度なセンシングポイントの配置を実現します。この小型化されたセンサーは、2026年度第2四半期より受注開始予定です。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512120935-O1-B61fT3jA

XELA Roboticsの代表取締役社長(CEO)であるアレクサンダー・シュミッツは次のように述べています。

「現在、多くの作業が完全に自動化できない理由は、ロボットが人間のように注意深く、かつ効率的に物体を扱えないことにあります。当社のuSkin触覚技術は、最小0.1グラム重(gf)という極めて繊細な性能を誇ります。ロボットに『人間の触覚』を与えることで、接触、圧力、動きを感知させ、これまでにない精度で複雑なタスクを遂行することを可能にします」

Tesolloとの統合により「ハードウェアに依存しない」ポートフォリオを拡張

今回のTesollo DG-5Fロボットハンドへの統合は、顧客からの要望を受けて実施されました。専門チームがこの課題に取り組み、既存モデルの能力をさらに高めるソリューションを開発しました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512120935-O2-p69uS37R

Tesollo DG-5Fは、独立した関節制御を持つ人間サイズのロボットハンドであり、研究用、産業用、サービスロボットにおいて直感的なツール操作や精密な物体操作を提供してきました。今回、XELA Roboticsの触覚センサーが統合されたことで、元の人間サイズの形状を維持したまま、人間のような触覚を手にいれました。

新しいセンサーシステムは、指先、指節、手のひらをカバーし、「爪」の要素も含まれているため、より精密な物体との相互作用が可能です。各指先には、コンパクトな形状(高さ21.15mm × 幅25.72mm × 長さ22.02mm)の中に12個のセンシングポイントが配置されています。この統合モデルは2025年第4四半期に完成し、出荷されました。

今回の統合は、Wonik Robotics、Sake Robotics、Weiss Robotics、Robotiqといった既存のパートナー企業に続くものであり、お客様はすでに所有・使用している好みのハードウェアに当社の技術を組み込むことが可能です。

複雑なタスクを可能にする「ヒューマン・タッチ」センサー

2026年に登場する2.5mm×2.5mmのセンシングポイントは、従来のセンサーよりも高い空間密度を提供します。「uSkin」センサーシリーズにより、ロボットは物体をどれだけの力で掴んでいるか、また物体が手の中でどのように動いているかを把握できます。柔軟なエラストマー製であるため、さまざまな物体の形状、グリッパー、ロボットハンドに適合し、特定のニーズに合わせたカスタマイズも可能です。

当社の独自技術である高密度3軸触覚センサーは、製造、物流、倉庫、農業など、幅広い分野で急成長しているヒューマノイドおよび産業用ロボットハンドの市場に対応します。XELA Roboticsのハードウェアおよびソフトウェア・ソリューションは、すでに研究機関や産業・商業分野の顧客において、ロボットに高度な触覚を提供しています。

耐久性が高く、コスト効率に優れた新しいuSkinセンサーは、平行グリッパー、多指適応型グリッパー、カスタムエンドエフェクター、あるいは既存のロボットハンドにシームレスに統合できるように設計されています。これにより、既存システムに高度な触覚機能を追加する際のエンジニアリング工数、リスク、コストを大幅に削減します。

CES 2026での展示

XELA Roboticsは、2026年1月6日から9日までラスベガスで開催される「CES 2026」に出展し、uSkinセンサー技術のデモンストレーションを行います(会場:Las Vegas Convention Center、North Hall、ブース番号:8500)。ミーティングやデモのご予約、詳細については、sales@xelarobotics.com までお問い合わせください。

*uSkinはXELA Roboticsの登録商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

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