名探偵コナン
#1189「W・アリバイ」
1月17日(土)放送分
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」編集部によるビジネスプランコンテスト「マンガテック2026 ビジネスプランコンテスト」が実施されることを受け、トークイベント「ジャンプ+の未来を語る夜 ―ジャンプ+ × Innovation」が1月19日、東京都内で行われた。コンテストの概要や募集テーマ、“ジャンプ+の未来”について、コンテストの審査を努める「ジャンプ+」の籾山悠太編集長、アルの代表取締役でクリエーターのけんすう(古川健介)さん、THE GUILDのCEOでUI・UXデザイナーの深津貴之さんが語った。
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「マンガテック2026」は、「ジャンプ+」が、「ジャンプ+ × イノベーション」をメインテーマに、新たな事業、価値創出を目指して実施するビジネスプランコンテスト。マンガと読者をつなぐデジタルプラットフォームとして進化を続けてきた「ジャンプ+」が、その次のステージに進み、成長していくための実現可能な事業アイデアを募集する。2020年に開催された「マンガテック2020」では、334件の応募が寄せられ、新規事業、プロジェクトが生まれた。特設サイトで応募を受け付けている。締め切りは3月10日。
「ジャンプ+」について、籾山編集長は「マンガアプリの多くは、アプリの売上率、ユーザ数を増やすことを目的にしているものが多いと思いますが、『ジャンプ+』はちょっと違う。ヒットマンガがたくさん出るかどうかが指標、目標になっています。編集部内でも、昨年と比べて売り上げが落ちたという話が出ることはない。昨年と比べて新連載がヒットしたかを大事にしています」と話し、「才能のある作家さんと、優秀な編集者がたくさんいれば、ヒットマンガがたくさん出るんじゃないかと思う方もいらっしゃると思いますが、僕個人はそれだけではなく、マンガアプリの仕組みなどがきちんと機能しているかどうかが、ヒットマンガがたくさん生まれるために関係してるんじゃないかなと考え、『ジャンプ+』を運営してきました」と仕組み、システムの重要性を語った。
籾山編集長は、ヒットマンガが生まれる仕組みについて、自身の「週刊少年ジャンプ」での経験も踏まえ、「作家の発掘」、マンガ賞の実施などによる「作家の成長」、アンケートシステムなどで読者の反応を見ながら作家が作品をより面白くしていく「作品のチューニング」、「週刊少年ジャンプ」で連載を続けていくことで、作品が広がる「作品の人気拡大」の4つがあると分析し、作家と編集者のタッグがライバルと競争しながら、この4つの機能を使うことで人気作が生まれてきたと説明した。「ジャンプ+」でもマンガ投稿サービスを利用して作家を発掘したり、さまざまなデータを収集し作品作りに生かすなどチャレンジをしてきたが、「サービスを開始して11年たちますが、まだまだ道半ばで。いろいろな技術を使いながら新しくしていきたいということで、マンガテックを実施したいと考えた」とコンテストの目的を語った。
「ジャンプ+」におけるデータ収集について話題が及ぶと、籾山編集長は「さまざまなデータを取っているが、『週刊少年ジャンプ』のアンケートの精度の高さにはなかなか及ばない」といい、「作品ごとの相対評価がいいと考えている。ただ、『ジャンプ+』は掲載される曜日も違うし、毎週掲載の作品もあれば、隔週掲載の作品もあるため相対的に評価しづらいところがある。また、雑誌はアンケートの結果によって作品が入れ替わるドキドキがあるが、『ジャンプ+』は作家のお尻に火が付きにくい」と課題を語った。
これに対して、メディアプラットフォーム「note」の運営に関わる深津さんは「『note』では、ランキングを設けないという形をとった。なぜそうしたかというと、『1位をたくさん作る』という考え方なんです。いろいろなカテゴリーごとにポイントランキングを作る。例えば、マンガアプリであれば、最も盛り上がったバトルマンガ、最も泣かせたマンガなどいろいろな1位を作ることで作家のモチベーションを上げる」とアイデアを語った。
深津さんは、アプリのUIについても「もっと攻めたものがあってもいい」といい、「例えばですが、新連載の1話が掲載された時点で、コミックスをまとめて変える課金ボタンを作る。データとしては、良い・悪いを聞くのではなく、買うか・買わないかが最も精度が高い。クラウドファンディングがこの類似事例です」と“未来のコミックス”に課金するという攻めたアイデアが飛び出した。籾山編集長は「連載がどのくらい続くかは始まった時点では分からないですが、面白いですね」と語っていた。
データ収集において、現在「ジャンプ+」では、1ページごとに詳細にデータを取り、読み切りの場合はどこが良かったか、悪かったかを分析しているという。離脱者が多いページは、コマの位置、セリフ回し、文字の多さなどを編集担当者に共有している。深津さんは「前のページに戻って読み直している部分をデータ化するのもよいかもしれない。読者が文字や設定が分からなくて戻ったことのシグナルだったりする」と語った。
「ジャンプ+」の読者によるコメント欄についても話題が及んだ。参加者から「コメント欄が作家に悪い影響を及ぼすこともあるのではないか」という指摘も上がる中、籾山編集長はコメント欄は読者に向けたものであることを強調し、「連載を追う面白さを感じてほしい。『ジャンプ+』では、オリジナル作品が第1話から無料で読めるので、人が集まりやすい。私たちが子供の頃は、ジャンプを回し読みし、感想を言い合って盛り上がった。それを『ジャンプ+』のコメント欄でやりたいと考えている」と説明した。
最後に、籾山編集長は「私が子供の頃は『週刊少年ジャンプ』の発行部数が600万部ほどあり、1冊を3人くらいで読み、約1800万人が読んでいたとも言われています。『ジャンプ+』もそんな場所になるようにしていきたいと思っています。いい企画、新しい技術などありましたら応募していただけたらうれしいです」と呼びかけた。
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