銀河の一票:レジェンド声優の熱演に視聴者感動 声を取り戻したラストに「大号泣」(ネタバレあり)

黒木華さんが主演を務める連続ドラマ「銀河の一票」第8話の一場面=カンテレ提供
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黒木華さんが主演を務める連続ドラマ「銀河の一票」第8話の一場面=カンテレ提供

 俳優の黒木華さん主演の連続ドラマ「銀河の一票」(カンテレ・フジテレビ系。月曜午後10時)の第8話が6月8日に放送された。人気アニメ「タッチ」のヒロイン・浅倉南役などで知られる声優の日高のり子さんが、声優の白鳥光留役で出演。その熱演がSNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 「チームあかり」の公約に共感した光留は、選挙ボランティアとしてポスター貼りを手伝うことになっていた。ある日、選挙事務所にやってきた光留は、あかり(野呂佳代さん)たちから依頼された選挙カーでのアナウンス業務(ウグイス嬢)は受けることができないと伝えた。声帯に異常はないものの、声が出しづらい状態だという。確かに光留の話し方は、声優とは思えぬほど弱々しく、たどたどしい。

 実は、生成AIによって自分の声や演技を再現されてしまうことに複雑な思いがあり、精神的に声を出しづらくなったというのだ。「声を出せば学習されちゃう。全部奪われちゃう。そう思ったら情けなくて。こんなことで声が出なくなっちゃうなんて……」。光留は声を震わせて打ち明けた。

 そんな中、蛍(シシド・カフカさん)は、光留を息子・陽太(山本弓月くん)の“恩人”とたたえた。気が弱くて甘えん坊の陽太は、毎朝学校へ行くときも不安な表情だったと明かした蛍。そんな陽太を学校に送り出す際の“儀式”を蛍は考案したという。それは、光留が演じたアニメのキャラクターのせりふ「元気! 勇気! 花よ~咲け~!」を声に出して、蛍と陽太がポーズを決める、というものだった。

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 そして、政治の世界から追い出された蛍を、この儀式で今度は陽太が勇気づけてくれた。そう振り返った蛍は「この先、どんだけAIが進化してもあんな名人芸できると思えないですけどね。私には」と伝えると、光留は涙をこぼした。

 ある日、光留は、空手教室の前に立つ陽太を見かけた。陽太は「元気! 勇気!」と自らを鼓舞したが、走ってきた子供にぶつかられてしまう。気を取り直した陽太が「元気……」と言い始めると、光留はつけていたマスクを外して大きな声で「勇気!」と叫んだ。そして陽太と声を合わせて「花よ~咲け~!」と力強く言うのだった。

 声を取り戻した光留の姿に、SNSでは「泣いた! ボロ泣き! 日高のり子さん!」「日高のり子さん、素晴らしかった!」「日高のり子さんの声が出にくい演技がすごかったし、生成AIのは現代に当てはまる内容だし、最後のシーンは大号泣で次回も楽しみでしかない」と盛り上がった。

 ドラマは、星野茉莉が選挙参謀として政治素人のスナックのママ・月岡あかりをスカウトし、東京都知事選に挑む「選挙エンターテインメント」。

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