風、薫る:第92回「注目度」 視聴者がクギヅケになったのは“藤次”中村倫也より“直美”上坂樹里? ピークは午前8時13分の68.9%

連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第92回(8月4日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時13分の68.9%だった。

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 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 ◇避病院を“病院”に りんが動き始める

 第92回は、りん(見上さん)が看病婦たちに指示を出し、避病院の環境を整え始める。患者の中には東京から来た男(中村倫也さん)もいた。感染者の対応に困っているところに、直美(上坂さん)がやってくる。

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 この日の注目度は、序盤から中盤にかけては60%台前半がやっとというやや低い状態が続いたが、終盤は上昇をし始め、エンディング直前にピークを迎えた。

 ◇看護に追われるりん

 第92回のピークは、エンディング目前の午前8時13分の68.9%で、続く午前8時14分も68.1%と比較的高い状態のまま終了した。

 筵(むしろ)の下からのぞいた手を見て、りんが手を合わせるが、突然「まだ生きてる」と男が出てきた。中村倫也さん演じる柳生藤次の、そんな初登場シーン(午前8時9分)がネット上では話題になったが、注目度は63.9%とそれほど高くない。医師の黒川(平埜生成さん)が藤次を診察する午前8時10分は60.4%に急降下する。

 ただ注目度はその後、上昇し始める。避病院内の掃除に使った布などを焼却しながら、りんが考え事をしている午前8時11分には64.3%に回復。この日のピークとなった午前8時13分(68.9%)は、避病院で看護に追われるりんの様子を描写した場面だ。感染対策の知識が十分でない看病婦たちに、りんは食器や調理器具の消毒方法から手洗いの重要性まで細かく指導するが、何かあるとりんに指示を求める状況は続く。全体に目配せしながら、1人1人の看護にも当たるりんは息つく暇もない。

 続く午前8時14分(68.1%)は、そんな状況が続き、てんやわんやのりんだったが、その時、「りん」と呼ぶ声が聞こえ、東京に戻ったはずの直美が突然現れる。口元を白い布で覆った直美が、驚くりんをまっすぐに見つめ、小さくうなずいた場面で幕を閉じた。

 りんのおかげで、避病院は病院らしくなってきたものの、赤痢の感染状況や、患者の容体については大きな改善が見られたわけではない。避病院を巡る状況の厳しさが描かれた場面で注目度が上昇。厳しさが頂点に達しつつあった場面で、直美が思いがけず現れ、ほっとした視聴者が画面にクギヅケになったのだろうか。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)

「風、薫る」最新の人物相関図を公開 新キャラは新聞記者ら11人

連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(21週~)(C)NHK
連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(21週~)(C)NHK
連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(21週~)(C)NHK
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