風、薫る:第95回「注目度」 「一緒に働きたい」 直美に思いを打ち明けたりん ピーク70.8%の午前8時7分はどんな場面?

連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第95回(8月7日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時7分の70.8%だった。

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 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 ◇感染がようやく収束

 第95回は、感染が収束したことを喜ぶりん(見上さん)と直美(上坂さん)。直美の願いも知った黒川(平埜生成さん)は、りんに自分の病院で看護婦に戻らないかと提案する。

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 この日の注目度は、オープニングの時間帯を除くと、60%台後半を何度も上下するグラフを描いた。比較的安定して、視聴者の関心を集め、70%台に辛うじて乗る時間も2度あった。

 ◇ピークは長太郎の「おーい」?

 第95回は、赤痢の感染症の治療に追われた第19週の最後の回。感染症に対峙(たいじ)する医師の黒川を助けるため、現場に駆けつけたりんだったが、今後、どの道を歩むのかがこの日のテーマだった。

 注目度のピークは70.8%の午前8時7分。避病院の片付けも終わり、帰ろうとしていた黒川やりん、直美のもとに、長太郎(渋谷そらじくん)が「おーい」と手を振りながらやってくる。父親の太助(板橋駿谷さん)と母親のアサ(美山加恋さん)がお礼をしたいと呼びに行かせたのだろう。次の場面では、太助がアサの手作りの料理をふるまっていた。第94回で、アサに長太郎が呼びかけた時に、アサの好物と言っていたあんころ餅も出てきた。このあたりまでが7分台。前回に続き、やはり子どもに視聴者は弱いということだろうか。

 ◇看護婦に戻る 決意したりん

 午前8時7分台とほぼ並んで高かったのは午前8時11分(70.5%)。女学校の舎監を辞めることにしたりんの部屋に、生徒たちが集まってくる場面だ。「中途半端な先生でごめんなさい」と謝るりんに、「きっとそっちの方が向いてますて」と久(近藤華さん)が答える。きっと、りんの生き方に多くの刺激を受けたのだろう。別れの場面なのだが、からっとした心地いいシーンだった。

 7分台は、あめ菓子屋で、りんが記者の横沢(井上祐貴さん)に記事掲載のお礼を言う場面へと続いて終わる。

 りんが直美に「看護婦として、もう一度一緒に働きたい」の胸の内を明かすと、直美も「私もりんを誘いに来たの、本当は」と打ち明ける午前8時2分(69.2%)と、看護婦に戻ることを決めたりんが娘の環に手紙を書く午前8時14分(69.5%)も、あまり変わらないレベルで注目度が高かった。いずれもりんの「決断」「別れ」に関連する場面だが、中でも子どもがらみが一番強かったと言えそうだ。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)

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連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(24週~)(C)NHK
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