風、薫る:第96回「注目度」 恵風看護婦会の業績が回復したのは“柳生”中村倫也のおかげ? ピークは午前8時9分の68.4%

連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第96回(8月10日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時9分の68.4%だった。

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 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 ◇りん、新潟から東京に戻る

 第96回は、派出看護を軌道に乗せようと懸命に働いていた直美(上坂さん)。ついに、りん(見上さん)が新潟から帰ってくる日がやってくる。

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 この日の注目度は、主に60%台前半で何度か上下しながら推移。帰ってきたりんを東京の人々が迎える様子が描かれ、大きな事件がなどが起こるわけではないためか、注目度は何度か60%台後半に突入したものの、70%台には届かなかった。

 ◇“柳生”中村倫也の回想シーンで注目度上昇

 第96回の注目度のピーク68.4%の午前8時9分は、恵風看護婦会にりんが“初出勤”した場面。直美が、新潟で発生した赤痢の集団感染の場にいた柳生藤次(中村倫也さん)の話題を振り、柳生の回想シーンが映ったあたりからが9分台だ。内務省衛生局の職員である柳生が、赤痢を死亡率1割に抑えたのは奇跡に近いと報告を上げたことで、恵風看護婦会や看護にお上がお墨付きを与えた形になり、看護の申し込みが増えて大忙しなのだという。5日程度の泊まり込みになりそうな慢性胃炎の患者の依頼は、早速りんが引き受ける。

 第19週の第94回で、患者の柳生が実は内務省衛生局の職員だったと分かった場面は70%超えの注目度となった。再び登場するかもと期待された柳生の名が早速、登場したので、注目度が上がったのかもしれない。

 ちなみに次に注目度が高かった午前8時12分(66.9%)は、直美が小川(甲斐翔真さん)と団子屋で会っている場面。直美の草履の鼻緒が切れたため、小川が直そうとするが、さらに草履を壊してしまう。責任を感じた小川は、直美を背負って家まで送る。家の縁側で直美を下ろすあたりまでが12分台。互いに思いを寄せ合っている2人だけに、これを機に一気に関係が急展開するのでは期待が高まったのだろう。ただ続く午前8時13分台で、小川は直美に何か言おうとするものの、結局何も告げられないまま帰って行く。注目度も64.7%と下降し、上昇することはなかった。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)

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連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(24週~)(C)NHK
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