運命の出会い:広瀬アリス 10年前に出会ったネイリスト「繊細な部分まで全部理解してくれる」

「トイ・ストーリー5」のでリリーパッドの日本版声優を務める広瀬アリスさん
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「トイ・ストーリー5」のでリリーパッドの日本版声優を務める広瀬アリスさん

 今をときめく俳優やアーティストに、影響を受けた人について聞く「運命の出会い」。今回は、ディズニーピクサーのアニメーション映画「トイ・ストーリー」シリーズの最新作「トイ・ストーリー5」(アンドリュー・スタントン監督、ケナ・ハリス共同監督)で新キャラクターの最先端タブレット「リリーパッド」役の日本版声優を務めた広瀬アリスさんが、運命の出会いについて語った。

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 ◇一回り以上年上「いまだにケンカしたことがない」

 「運命の出会い」といえば、私のネイルをやってくれるネイリストの友達です。たまたま10年くらい前の“ご飯会”で出会ったんですが、そのとき、話していてとても楽しくて連絡先を交換しました。

 数日後、ヨガをやっているときに、「そういえばあの人、今、何してるんだろう」と思って、「これからご飯でも行こうか」と連絡しようと、ヨガが終わってパッと携帯を見たら向こうから「何してる?」って連絡が入っていて。それまで一回も連絡取ってないんです。それなのにインスピレーションなのかなって。

 そこから仲良くなって今に至ります。いまだにケンカしたことがないんです。年齢的には一回り(12歳)以上、年上ですけれど、何でも話せるし、その人が連れてくる友達ともすごく仲良くなって、友達の輪が広がったんです。こういうネイルもその方にお願いして。頼んだ通りにやってくれます。私の中の繊細な部分も全部理解してくれているので、本当に大きな出会いというか、転機になりました。すごく感謝しています。

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 ◇10年後、40代になったら「日本にいないかもしれない」

 10年後、40代になったら、自由に生きていると思います。多分今よりもっと縛られずに生きてるんだろうな、と。海外にお友達がたくさんできて、一人旅も結構好きなので、バックパッカーをやりたいなと思っています。英語もしゃべれないのに、ホステルとかドミトリーとかに行って「泊まらせて」ってニコニコしていようかなと思って(笑)。

 20代で仕事をすごく頑張ってきたからこそ、30代はそれを自分の経験に変えてみようと思っていました。仕事はもちろん大事ですが、やりたいことってなんだろうと思った時に、ノリで一度、ヨーロッパで一人旅してみたんです。東京にいると、どうしても“広瀬アリス”というフィルターがかかってしまうから気づいてもらえたり、もちろんメニューも普通に食べたいものを頼めるじゃないですか。ヨーロッパで頼んだつもりのものと全然違うものが出て来たときに、自分って何者でもないんだなって感じたんです。何者でもない一人の人間というか。

 日本に居心地の良さを感じすぎているとも思います。刺激が足りないなと思って、もっともっと外の世界を見て、自分は何者でもないんだから、大変な思いをしなきゃと思って。人間レベルを上げたくなったんです。今もちょくちょく海外へ一人で行って、たくさんの刺激を受けています。10年後 40代になったら日本にいるかどうか分からないです(笑)。

 「トイ・ストーリー5」で新キャラクターのリリーパッドの声を担当しました。

 私にとってウッディは唐沢(寿明)さんの声だし、バズ(・ライトイヤー)は所(ジョージ)さんの声なんです。そのように、今作を見た子どもたちが「トイ・ストーリー」シリーズのリリーパッドは広瀬アリスって認識してもらえたら、うれしいなって思います。

 <プロフィル>

 ひろせ・ありす 1994年12月11日生まれ、静岡県出身。2008年、俳優として活動をスタート。2009年、「ミスセブンティーン2009」に選ばれ、雑誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルを務めた。連続ドラマ「明日の光をつかめ」(2010年、フジテレビ系)、映画「銀の匙 Silver Spoon」(2007年)、ドラマ「探偵が早すぎる」(2018年、日本テレビ系)、映画「地獄の花園」(2021年)、NHK大河ドラマ「どうする家康」(2023年)、連続ドラマ「なんで私が神説教」(日本テレビ系、2025年)などに出演。映画の公開待機作に「沖晴くんの涙を殺して」(10月2日公開予定)、「全領域異常解決室」(2027年春、2作連続公開予定)がある。2024年、国連WFP協会親善大使に就任。

 (取材・文・撮影:細田尚子/MANTANWEB)

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