風、薫る:第99回「注目度」 りんの家の前で鉢合わせする男2人 “勝者”はどっち? ピークは午前8時9分の63.2%

連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK
1 / 2
連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第99回(8月13日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時9分の63.2%だった。

あなたにオススメ

 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 ◇小川とたまたま出会うりん

 第99回は、田之上屋で小川(甲斐翔真さん)とたまたま話したりん(見上さん)が、家に帰って直美(上坂さん)と向き合う。ある雨の日、りんに会いに来た横沢(井上祐貴さん)とシマケン(佐野晶哉さん)が一ノ瀬家の前で鉢合わせする。

- 広告 -

 この日の注目度は、50%台後半をうろちょろする時間が大半の低調なグラフ。ピーク時も60%台前半に乗るのがやっとで、視聴者を強く引きつける場面がなかった。

 ◇鉢合わせした横沢とシマケン リンの家の前で口論に

 第99回のピークは午前8時9分(63.2%)の横沢とシマケンが鉢合わせする場面。9分台は、環の机の前に似顔絵を貼っていたりんが、シマケンの似顔絵をに視線を止め、しばし物思いにふける。次の場面は日が変わり、ある雨の日。りんは雷の音がし、雨が降り出しそうなので洗濯物を取り込む。雨が降り始めると、傘を持たないシマケンと、傘を差す横沢がたまたま一ノ瀬家の前で鉢合わせする。横沢が「また墓参りですか?」と嫌みなことを言うあたりまでが9分台だ。

 2人が一ノ瀬家の前で言い争いをする場面が、ここからエンディング前まで続いていくのだが、午前8時10分以降は50%台に低迷する。

 横沢は「私はあなたより、りんさんを幸せにすることができます。りんさんの家族も丸ごと養うことができる」と言い放つと、シマケンは「そう思います」と認めつつ、「僕がりんさんを幸せにすると言えない。だけど……ほかの誰かといるのも嫌なんです! 嫌だ!」と本音をぶつける。

 横沢は、新潟で監獄に入れられていたときに唯一面会に来てくれたのがりんだったこと、赤痢の防疫にあたった際のりんが「怖がることなく、りんとして立派だった」と振り返ると、シマケンは「そうかな……? りんさんだってきっと……怖かったんじゃないですか?」と言い、「初めから立派な人のように言うな!」と横沢に言い返す。

 そこへ、家の中で2人のやりとりを聞いていたりんが玄関から現れる。手には傘を持って。横沢が「やっぱり面白い人だなぁ。わざわざ真っ当な道を外れるとは」とつぶやくあたりの後からが午前8時13分台で、注目度は61.1%とようやく60%台に戻した。

 りんは横沢に深々と一礼すると、シマケンのもとに駆け寄り、傘を差しかけた。2人は黙って見つめ合う。シマケンが「りんさん、横沢さんの言う通りだ。身勝手で情けない……」としゃべり始めたあたりまでが13分台。

 この日、注目度が60%台に達したのは、りんとシマケンの“いい場面”の2度だけ。ただ注目度は浮上したが、あまり高い数字にはならなかった。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)

最新の人物相関図 残り3週で新キャラ シマケン&寛太の肩書きに注目

連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(24週~)(C)NHK
連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(24週~)(C)NHK
写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事