風、薫る:第107回「注目度」 “ファイター”捨松が広島へ 傷病兵にどう立ち向かう? ピークは午前8時7分の68.0%

連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第107回(8月25日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時7分の68.0%だった。

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 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。

 ◇子どもの名前の話題をはぐらかす直美

 第107回は、子どもの名前のことを話そうとする小川(甲斐翔真さん)を、直美(上坂樹里さん)がはぐらかす。ある日、立ちくらみを起こした直美を心配したりん(見上さん)は小川家を訪ねる。一方、多江(生田絵梨花さん)が働いている陸軍予備病院を、捨松(多部未華子さん)が慰問する。

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 この日の注目度は、オープニング終了後の中盤以降はほとんどの時間帯で60%台を記録したが、大きく跳ね上がることはなく、70%台には一度も届かなかった。

 ◇「私をうまく使えばいいわ」 “ファイター”捨松が多江のもとへ

 ピークの午前8時7分(68.0%)は、広島の陸軍予備病院を訪れた捨松が控室のような部屋で多江に話しかける場面。「私をうまく使えばいいわ」。そう言った捨松に、負傷兵は女性に看護を受けることに抵抗があるようで、痛みを訴えるのも恥だと思っているようだと多江は訴える。

 それを聞いた捨松は、負傷兵たちの病室へ。多江が病状を聞き取っていた負傷兵のもとに近づき、持ってきた毛布をかけ、「寒くはありませんか?」と声をかけるあたりまでが7分台だ。

 続く午前8時8分も67.8%とほぼ注目度は変わらない。捨松が負傷兵たちにどう仕掛けていくのか? 視聴者の関心は低下しなかったようだ。

 上官と思われる負傷兵の視線が気になる様子に気付いた捨松は「看護婦が親しげに入院中の傷兵に話しかけますと、何を新聞に書かれるか分かりませんものね」と皮肉を言うと、「私は大山の妻ですが、今日は看護婦として来ました」と宣言。実際に患者の脈を取りながら、「患者の体調を観察することが大切なんです」「無駄話ではありません」と看護の意味を説く。

 そして「看護婦の仕事を妨げることは、お国のため傷を負った傷兵の命を軽んじること。ひいては、この国の国力そのものを落とすことになるとどうか心得てください」「軍人は名誉を重んずると聞きます。どうか昼夜の別なく患者のために手を動かし、額に汗する看護婦の名誉も尊重してください」と訴える。ここの部分は午前8時9分台で、捨松が熱弁をふるう、なかなかの見どころではあったが、注目度は64.6%と低下していた。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)

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連続テレビ小説「風、薫る」の最新の人物相関図(25週~)(C)NHK
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